ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

トレッキングとは


当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

今回は「旅チャンネル」でよく見ている「トレッキング」

についてです。

 

ヨーロッパ諸国では、以前から一般的なようですが、

日本では最近この呼び方をしている番組を見ました。

 

一般的には山登りに分類されるのですが、

番組を見ていると本格的な登山とは違うと思います。

 

では、ハイキングなのか?

というとそれも少し違う気もします。

 

ヨーロッパ諸国では、山を登らなくても

トレッキングと言っています。

 

今回は、

1 トレッキングとは?

2 一般的な感覚の違い

について書きました。

 

 

   トレッキングとは?

 

トレッキングは、

移動や旅行といった意味を持つ「Trek」が語源で、

山登りのことを指します。

 

あくまで、山の中を散策して

無理せず自然を楽しむことが目的なので、

難所を登ることはほとんどありません。

 

登山とは異なり、川に沿って歩く「リバートレッキング」や

スノーシューを履いて雪山を歩く「スノートレッキング」など、

歩く場誉や方法によって種類が細かく分けられています。

 

また、稜線を何日も歩き続ける「ロングトレイル」や、

マウンテンバイクなどで登山道を走る行為も

トレッキングに分類され、

幅広い楽しみ方ができるスポーツです。

 

 

   登山やハイキングとの違い

 

トレッキングは山の景色を楽しむことが目的なので、

必ずしも山頂を目指すわけではありません。

 

しかし、一般的な登山の目的は山頂を目指すことです。

 

特に山登りが盛んな欧米では、アイゼンやハーネス、

ピッケルなどといった専用の装備を使って山頂を目指す

ライミングのみを登山としていて、

トレッキングとは明確に区別しています。

 

一方、ハイキングは

「歩きながら風景や自然を楽しむ」「難所は避ける」

などの点でトレッキングと似ています。

 

しかし、歩くコースが山に限定されておらず、

整備された道を歩くことがほとんどで、

装備も比較的軽装な場合が多いのです。

 

つまり、道具を利用した本格的な山登りが登山、

専門的な道具を使わずに

山を登ったり山麓を歩いたりするのがトレッキング、

山に限定されず軽装で気軽な散策がハイキング、

と分けることができるかも知れません。

            (Alpen Groupマガジン引用)

 

 

  一般的な感覚の違い

 

いきなりでびっくりされるかも知れませんが、

実は「登山」「ハイキング」「トレッキング」の

3つに厳密な定義や違いはありません。

 

ですので山歩きのルートがどれに該当するかは、

主観によるところも大きいのです。

 

とは言え、一般的な感覚の違いは存在します。

 

一般的には、ハイキング ⇒トレッキング ⇒登山の順で

歩行レベルが上がっていくことが多く、

歩行のスタイルとして使い分けされています。

 

 

      ハイキング

ハイキングは、

「なだらかな山道を気軽に歩き、自然を楽しむ」という

ニュアンスで使われることが多い。

 

また、ハイキングと呼ばれるルートには

木道やなだらかに整備された道が敷かれ、

歩きやすくなっていることも多いのです。

 

ハイキングとしてイメージしやすい場所として、

尾瀬があります。

 

比較的標高差の少ないルートを歩きながら、

植物や動物などの自然を観察しながら歩く。

 

比較的レベルの低い山歩きを一般的には

ハイキングと呼んでいます。

 

また、一定の地点までロープウェイなどで上がり

その足で下山する等、下ることが中心になる山歩きに関しても

ハイキングを指すことが多い。

 

 

     トレッキング

「山頂を目指すことにこだわることなく山歩きをする」

というニュアンスで使われることが多く、

歩行時間、日数、標高差等に関わらず汎用的に使われています。

 

そのため、3つの中では一番定義が曖昧な言葉と言えます。

 

また、山頂を目指すことは主目的ではないのですが、

ルートによっては山頂を通過することや、

登山より少しレベルが低い“軽登山”というニュアンスで

使われることもあります。

 

なお、海外の山歩きでは

山頂にこだわらず長く歩くという意味で、

トレッキングという言葉を使用することも多いです。

 

ネパールやニュージーランドでは、

山小屋に宿泊しながら縦走するルートが数多く存在しており、

トレッキングのメッカになっています。

 

 

      登山

「山頂を目指し、山を登ること」を指し、山歩きの中で

“登る”というニュアンスが一番濃く使われている言葉です。

 

3つの中では、

歩行レベルが一番高い山歩きとして使用されることが多く、

より経験者向けと言えるでしょう。

 

登山には山頂という明確なゴールがあるため、

達成感を味わいやすいという魅力があります。

               (クラブログ引用)

      

     最後に

トレッキングに明確な定義はないと思います。

 

ヨーロッパ諸国では、トレッキングを色々な形で紹介しており、

山に関係なく、小高い丘のぶどう畑を一周するのも

トレッキングとして紹介しています。

 

また、山小屋を最終目的地に設定していたり、

歩く時間もそれぞれで、2時間、3時間など色々です。

 

トレッキングの楽しみ方も、風景を楽しんだり、

美しい花や昆虫を見たり、

動物もひょっこり顔を見せてくれたりします。

 

さらに、小鳥のさえずりをきいたり、

道の途中に実った木の実を食べたりと

楽しみ方はそれぞれです。

 

日本の番組の中では、

低山(約500メートル)の山頂を目指すものを

トレッキングとしていました。

 

      

記事を書いていて、

以前勤めていた会社で登山をされる先輩方がおられまして、

その時の会話を思い出したので、その時の会話を紹介します。

 

その中の先輩の一人のKさんは、

時間があると会社の周りをジョギングされていました。

 

私「お疲れ様です!

  近いうちにどこかの山に登られるんですか?」

 

K先輩「いや・・・まだ決めてないけど、

    普段から鍛錬してないと登れないからね」

 

   「俺さ、山登りしてるけど、

    自分のことマゾだと思うんだよね」

 

   「山って結構厳しかったり、

    辛かったりするのに登ってるんだよね」

 

私「私は1.000メートルくらいの山しか

  登ったことないんですけど」

 「山頂にのぼった時の達成感って半端ないし、その山に」

 「登った人しか見られない景色とかあるじゃないですか?」

 

K先輩「そうなんだよね・・・

   それがあるから、山登り止められないんだよね」

 

K先輩たちは結構本格的な山登をされているようで、

危険や死と隣り合わせなこともあると思います。

 

それでも山に登るのは、

確かに究極のドMなのかも知れませんね。

 

ゲラチーは、怖いことや痛いことは嫌いだし、

かなりのビビり屋なので、K先輩たちの気持ちは分かりません。

 

ハイキングやトレッキング、山登り・・・

自分にあったもので、楽しめばよいと思います。

 

でも、装備などは迷惑をかけないように、

しっかり準備した方がよいでしょう。

 

トレッキングシューズなどもあるようです。

足元は大事だと思います。

 

足をくじいたり、捻挫をすれば歩けなくなるので、

普段からの足腰の鍛錬は必要ですね。

 

山の天気は変わりやすいので、

雨具など体を冷やさない準備も必要です。

     

山は似たような景色が続いたりすると

迷子になってしまうこともあるので、その時の為に、

チョコレートやクッキーなどの

高カロリー食を持って行った方がよいと思います。

 

ゲラチーは小学生の頃、みんなと少し遠くの山に行って、

迷子になったことがあります。

 

帰ってくる途中で暗くなって、自分の背より高い藪の中を

お互いの位置を確認するために声を掛け合って、

何とか帰ってきた思い出があります。

 

その時はめっちゃ怖かったのですが、今となっては、

懐かしい思い出です。笑

 

山をなめちゃいかんぜよ!!ということです。

 

私は、田舎を出てからはハイキングすらしてません。

もっぱら、ピクニック派です!笑

 

トレッキングもテレビを見て、行った気分でいいのです。

 

山頂に立った時、自分が頑張って登ったことで、

達成感があり、頑張った自分に自信が持てます。

 

自分に自信を無くした時や何かに迷った時は、

低い山でもよいので登ってみるのもよいですよ。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。