ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

パスコのコオロギパウダー入りパン炎上に思う


当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

桜のつぼみがほころび、

仏の座が咲いているのを見ると、

春めいてきたなぁ~と思う今日この頃です。

 

最近、注目記事の中に

「パスコがコオロギパウダー入りパンを販売」

という記事が入っていたり、「昆虫食について」

という記事が検索されているのを見て、調べてみたら、

パスコのコオロギパウダー入りパンが

炎上しているのを知りました。

 

gerati.hatenablog.com

 

gerati.hatenablog.com

 

パスコの記事は、2021年1月21日の古い記事なのです。

なのに、なんで今頃炎上?

 

そもそも、敷島パン

コオロギパウダー入りパンを発売したのは、

2020年12月からで、昆虫食の大学発スタートアップ

「FUTURENAUT」(群馬県高崎市)と共同で

「Korogi Cafe(コオロギカフェ)」シリーズを

展開しています。

 

パンやフィナンシェなどにコオロギパウダーを配合し、

通販で販売し始めました。

 

販売開始2日で完売したほど好評を博し、

メディアにも多く取り上げられました。

今回は、

1 コオロギパン炎上のきっかけは何か?

2 電凸や不買を呼びかける投稿も

3 パスコの面白いパン

について書きました。

 

 

コオロギパン炎上のきっかけは何か?

 

炎上のきっかけは何だったのか?

徳島県小松島市内の県立小松島西高校・食物科で、

コオロギパウダーを使った給食を

試食で出したことについて、

クレームの電話などが相次いでいるそうです。

 

試食は2回提供されましたが、

選択制だったとのことです。

 

しかし、その選択制にも問題があったとの

指摘があります。

代替品の提示がなく、拒否すれば1品減るのです。

 

コオロギパウダーを使った給食は、

かぼちゃのコオロギコロッケで、

試食した先生が美味しいという理由と

環境を考えるきっかけになればと給食導入を

考えられたようです。

      

その結果、「子どもにどうして食べさせるのか」

といったクレームが多く寄せられているようです。

 

そして、子供たちに食べさせるきっかけになったと

言われているのが、河野太郎氏が

昨年2月19日に徳島県を訪れた際に

「コオロギのミックスナッツ和え」を

美味しそうに食べるニュース映像や記事が

出たことでした。

 

河野氏が「ゴリ推し」したためだったと

言われています。

 

そして突然、ネット上に

コオロギの幼虫や成虫が動画でアップされ出し、

コオロギパウダー入りパンを作っている

敷島パンに飛び火したと思われます。

 

 

電凸や不買を呼びかける投稿も

 

電凸とは、

インターネットの掲示板から発生したスラングの一つで、

「電話突撃」の略です。企業、マスコミ、宗教団体、官庁、

政治家、政党などに対して電話をかけるなどして、

組織としての見解を問いただす行為のことを言います。】

      

冷静な意見表明やファクトに基づく指摘がある一方、

Pascoの生産ラインでコオロギ入りも作っている

 と思うと(中略)買う気にならない」

 

「パッケージにコオロギ粉入りと明記してもらいたい。

不用意に食してアレルギーにが出る人もいるかもしれない」

などと真偽不明の情報が広まりました。

 

陰謀論や荒唐無稽な言拠に、

いわゆる電凸や不買を呼びかける投稿もありました。

 

過剰なパッシングには、

心理的険悪感はわかるけどPoscoに不買とか、

 短絡的すぎるよ」

 

「デマに対しては厳格な対応をすべき」と

あきれた声も少なくありません。

 

敷島パンの見解

シリーズの商品サイトでは、2月28日までに

上部の目立つ位置に注意事項が掲載されました。

 

コオロギカフェは専用の施設で製造しており、

それ以外の製品とは工場建屋、製造ライン、

製造スタッフが異なると説明。

 

そのため他商品に

コオロギパウダーが混入する可能性はなく、

使用する予定もないとしています。

 

     

【アレルギーについて】

コオロギには甲殻類に似た成分が含まれており、

エビやカニなど甲殻類アレルギーの方にとっては

リスクが高いと言われています。

 

そのため、下記のような注意喚起を

赤字でラベルに表示しています。

 

「本品で使用している食用コオロギパウダーは、

えびやかになどの甲殻類と類似した成分が含まれています」

 

「えびやかにのアレルギーをお持ちの方はお控えください」

 

【原料のコオロギについて】

パスコが使用している

コオロギパウダーの原材料となっているコオロギは、

専用の農場にて、大豆やトウモロコシから作られた餌を

厳密な管理下で与え養殖しています。

 

FUTURENAUTの見解

2月21日に

「弊社に安全性に関する質問が増えています」

として、Q&Aを公開しています。

 

「科学的根拠のない風評の流布」には、

顧問弁護士と相談の上、厳正に対処するとしています。

 

補助金にしても、

昆虫食だから貰える補助金ではないと発信しています。

              (JCASTニュース引用)

 

  パスコの面白いパン

 

私の知り合いは、

パスコのチョコチップパンが好きです。

以前の務め先の後輩は、

パスコのパンが好きだと言っていました。

 

私は、あまりパンを食べないので、

パスコのパンのことはよく知りません。

 

以前、パン売り場で

コーヒーゼリーパン」なるものを見かけ、

笑ってしまいました。

 

コーヒーゼリーとパンは別々に食べたいなぁ~」と

思ったからです。

 

今回の記事を書くにあたり、

パスコはなかなか面白いパンを作っていると思い、

他にも珍しいパンや面白いパンを作っているのでは?

と思い調べました。

 

面白いパン

チョコあ~んパン

お菓子のチョコアンパンをお菓子にしたようです。

食べた方はリピート決定と書いてありました。

 

角切りリンゴ・カスタードクリームパン

クリームパンに角切りリンゴがプラスされた感じで、

ちゃんとリンゴ感があるようです。

 

もちっとよもぎ小豆入り桜あんぱん

ヨモギが混ぜ込まれた生地の中には、

お餅、小豆、桜あんが入った3月の新作です。

 

ガパオパン

具材をバジルと炒めた

タイの定番料理「ガパオ炒め」を

イメージしたパンとあります。

 

「大豆ラボ」の大豆のお肉を使っているそうです。

ローカロリーで200カロリーの総菜パンです。

 

その他にもパスコとタニタがコラボした

タニタカフェパンケーキ」など色々ありますね。

 

        最後に

私は、パスコは他の企業が作らないようなパンを

先駆けて作るチャレンジャーな企業だと思っています。

 

コオロギパウダー入りのパンを批判するのであれば、

もっと早い段階で批判されているはずで、

何故、今なのか良く分かりません。

 

きっかけは給食だったり、

河野氏のニュースだったりしたのかも知れませんが、

腑に落ちない唐突感のようなものを感じます。

 

Twitterでは、

不買運動を煽ったりもされているようですが・・・

 

不買運動と言うと、

中国や韓国で起きた反日運動を思い出します。

 

韓国や中国のの人たちが、

日本の物を買わないというのは、

まだ理解できますが、

日本国民が自国の企業の不買運動って・・・

 

パスコが何か失態をしたわけでもないのに、

煽り過ぎだと思います。

 

普通に嫌いな物は食べないということで

いいと思います。

 

1,2年先に肉不足になることは考えられませんが、

地球温暖化の影響で雨が降らなくなった地域で

酪農を廃業している地域が米国にはあります。

 

地球温暖化が進めば、

徐々に雨が降りすぎる地域や降らない地域が

極端になるとも言われています。

 

コオロギパウダー入りのパンを食べるのは、

タバコを吸ったり、コーヒーを飲むのと同じように

嗜好の一端と捉えればよいのではないでしょうか?

 

スーパーでは早い段階でパスコのパンに

割引シールが貼られているとも聞きますが、

それが不買運動のせいだとしたら

良い気持ちはしません。

    

最近、酪農家の皆様が

国会議事堂の前でデモをされていましたが、

酪農家の皆様の現実は、エサ代の高騰で採算が取れず

廃業される農家も出ています。

 

熊本では子牛の値段が1000円という値段で

取引されました。

 

乳牛の子牛のホルスタインは、

黒毛和牛や赤牛と比べ安い価格で取引されます。

 

収入源である子牛の値段が暴落しています。

エサのトウモロコシなどの高騰で

肉の値段も上がっています。

 

数年前までは輸入飼料は安く、

酪農経営はバブルだったようです。

 

たんぱく源として、肉を食べるのか?

コオロギパウダー入りのパンを食べるか?は

個人の趣味趣向で良いのではないでしょうか?

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。