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今回は、FIREについてです。
FIREという概念は、20代から30代で注目されています。
FIREと早期リタイヤの違いは、仕事を辞めた後の生活の仕方が異なります。
早期リタイアでは、リタイア後は仕事をせず、
それまでの貯蓄や退職金・年金などで生活していくものです。
そのため、リタイアまでに蓄えた資産を
リタイヤ後に切り崩して生活していくため、貯えが目減りしていきます。
一方、FIREでのリタイア後は、投資などのによる不労所得で生活していきます。
1,FIREとは?
2,FIREのメリットデメリット
3,FIREを実現させるためには
4,投資の種類
について書きました。
FIREとは?
FIREとは、近年話題になっている早期リタイヤのことです。
読み方は「ファイア」ですが、「火」という意味ではなく、
「Financia lndependence ,Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」の
頭文字になります。
FIREはアメリカ発祥のムーブメントですが、
最近では日本でも目標にする人が増加しています。
経済的自立とは?
FTREでは、資産運用による経済的自立を目指しています。
若いうちに働いて投資元本を蓄財し、
運用益で生活できる目途が立った段階でリタイヤするものです。
早期リタイヤして悠々自適の生活を目指すというのは、
従来からあった考え方です。
高収入のサラリーマンでなくても、一般的なサラリーマンでも実現は可能です。
サイドFIRE
サイドFIREは資産運用をメインにし、副業などの勤労収入と合わせて
生活するスタイルです。
生活費をすべて資産運用による収入で賄えなくても、
「サイドFIRE」なら実現できるかもしれません。
FIREを実現するには、元本となる貯蓄を用意し、
これを運用して生活費を賄います。
年間支出の25倍の資産と4%ルール
FIREを実現するための指標である、
「年間支出の25倍」と「4%ルール」ついて説明します。
難関収出が300万円の場合、25倍の75002万円の資産があれば
実現出来ると考えられています。
この7500万円の投資元本とすれば、
元本を減らすことなく運用益で生活できるという意味です。
4%ルールとは生活費を投資元本の4%以内に抑えると
目減りしないというルールです。
投資元本が7500万円の場合、年4%で運用すれば年間の運用益は300万円です。
生活費を300万円以内に抑えれば、FIREを実現できます。
FIREのメリットデメリット
FIREを目指すなら、良い点だけでなく、注意点も知っておく必要があります。
メリット
FIREの魅力は、何と言っても自由な生活です。
FIREを目指す過程でも、マネーリテラシーが身に付きます。
【リテラシー(literacy)とは、もともと英語で「文字を読み書きする能力」の
ことを意味します。
いわゆる「識字(しきじ)」のことです。
しかし現在の日本語で登場するリテラシーは、多くの場合、
あるものに関する知識やその「活用能力」を意味します。
「○○テラシー」のように複合語として多く使われます。】
FIREは、年間収出が少ないほど達成しやすくなります。
FIREを目標にすれば節約を心掛け、貯蓄に励むようになるからです。
価値あるものだけを支払うようになり、
少ないお金でも上手に暮らせるようになるからです。
実用後は好きなことをして暮らせます。
働くかどうかも自由です。
週に1,2回、好きな時にだけ働くという選択肢もあります。
あるいは、海外であの生活も可能になるため、
好きな場所に住めるのも魅力の一つです。
デメリット
FIREは必ず成功するとは限りません。
4%ルールの説明をしましたが、4%の運用益が維持できるとは限りません。
FIREは運用益で生活を賄いますが、投資にはリスクがあります。
株式市場の動向などによっては、
年4%の運用益を確保できないこともあります。
FIREで早期リタイヤするなら、投資について十分な知識・経験を
積んでおくことが必要です。
急な出費への対応が必要
FIRE以外に見積もった生活費以外に、病気や事故、介護などで
思わぬ出費がかかることもあります。
急な出費に対応できなければ、FIREは失敗します。
万が一に備えて、十分な資金の用意が必要です。
FIREを実現させるには
年間生活費を算出
まず、リタイヤ後にどれくらいの生活費がかかるのかを算出します。
将来の生活費を見積もるためには、
現在自分がどれだけお金を使っているのかを把握することが大事です。
家計簿をつけたり、銀行やクレジットカードの明細を
見直したりしてみましょう。
不要なものを削って、リタイヤ後の生活をシミュレーションすると、
いくらあれば生活できるかが見えてきます。
FIREの必要額を算出
FIREの達成の条件は、年間支出の25倍の貯蓄です。
見積もった年間生活費をもとに、必要な貯蓄額を計算します。
年間でかかる生活費が35万円の場合、
FIREに必要な総額は8750万円となります。
節約と投資でFIRE実現を目指します。
算出した必要額を用意するために節約して無駄な出費を削り、
貯蓄に回します。
効率よく資産を増やすには、早くから投資を開始しておけば
お金が増えやすいメリットはあります。 (iyomemo引用)
FIREの形は自由
この中に出てきた4%という数字は、米国市場と大きく関わっています。
米国市場(S&P500株)は年間7%の成長率があり、
そこから米国のインフレ率3%をを差し引いて4%となるのです。
ただ、日本のインフレ率は米国よりも低い傾向にあります。
日銀が目指しているインフレ率は2%を基準にすると、
5%ルールでも生活できる可能性はあります。
その場合、年間支出の20倍前後でも生活できるようになります。
FIREには次のような分類があります。
・Fat(ファット) 贅沢もできる状態
・Lean(リーン) 倹約しながら最低限の生活費を資産運用して生活する
・Barista(バリスタ) フルタイムではなく頻度を減らして働きながら生活を賄う
・Coast(コースト) 資産はあるがあえて働く
このように、自分のスタイルにあったFIREの形を選択することもできます。
(いろはに投資引用)
投資の種類
投資はリスクもあるので、どの投資を行うか?にもよります。
・不動産投資
・株式投資
・FX投資(外国為替取引)
・金
・仮想通貨
・個人向け国債
・個人向け社債
・投資信託
このような投資の種類がありますが、FIREで不労所得を得るとしたら、
どの投資が良いか迷いますよね。
最後に
このFIREをしたい方たちってどんな立場や境遇の人なのかな?
と思いYouTubeを見ていたら、
『会社がブラック企業で、早くやめたかったから』
と言われる男性がおられました。
そうですよね・・・会社の居心地がよければ、
早期リタイアヤをする必要はないですよね。
日本は先進国の中でも、給料が上がるどころか下がり続けています。
なので最近は、副業として投資をする方も増えています。
FIREを実行するにあたり、生活費をすべて投資で賄うというのは
かなりの才能や勉強をしないと、難しい気がします。
一般的には株式投資、不動産投資、FXでしょうか?
仮想通貨も考えられますが、ピットコインなどは、
もはや手が届かない感じですよね。笑
金は上げ下げが激しく、難しい気がします。
不動産投資は、失敗しないためには、
かなり色々な勉強が必要な気がします。
最初はやはり株式投資やFX投資だと思います。
株式投資やFXは、政治や経済と密接な関係にあるので、
現在の状況の把握、中長期的な見通しや予測などが必要かと思います。
株式投資はやり方としては、配当金を貰うやり方や、
安い段階で買った株を中長期的に持ち、
ある程度のところで利益確定するやり方が一般的です。
1日の内で何回か売ったり買ったりを繰り返す、
デイトレードというやり方もあります。
最近の日経平均は、3万円台前で頭打ちです。
株を買うとしたら、米国株も買っておいた方が良いかと思っています。
ただ、中央銀行のパウエル議長が、
11月からはテーパリングを始めるということなので、
今でのように右肩上がりが続くかどうか・・・
それに、米国株は今が度天井という可能性もあります。
こらこら、どれだけネガティブなことを書けば気がすむんだ?
すいません・・・リスクのことばかり考えてました。笑
FX投資はやることは買いと売りしかないので、簡単なようにみえますが、
実は難しいんです。
8割9割の人が失敗すると言われています。
やり方としては、株式投資と同じで中長期的に持っていて、
利幅が出たら利益確定するやり方です。
FXも1日の中で売ったり買ったりを繰り返すやり方で、
デイトレードというやり方があり、スキャルピングと言う手法があります。
通貨なのでまとまったお金があれば、
外貨の利息、スワップを稼ぐやり方もあります。
少し前までは、南アフリカのランドやトルコリラなどが人気がありましたが、
今はどうなんでしょうか?
株と通貨は連動しているので、
以前は株安円高というようなセオリーがありましたが、
最近は一概には言えないようです。
株とFXについて書いてみましたが、証券会社の口座は持っていても、
1株も持っていないゲラチーの話は、説得力がありませんね。笑
不労所得を得る方法は、自分に合った投資を見つけることからでしょうか?
自分の自由な時間を多く作るのも良いと思います。
物事はなんでもそうなのですが、
最初から上手くいくことは少ないと思います。
失敗を教訓と受け止め、生かすことが成功に繋がる気がします。
失敗を楽しむくらいの心の余裕が欲しいですね。
貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。