ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

ドローンを使ったフードデリバリー

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

今回はドローンの活用についてです。

 

最近は、小型のドロン兵器が紛争に使われるニュースを

耳にするようになりましたが・・・胸が痛みます。

 

ドローンの使い方としては、

人を笑顔にするような使い方が好みです。

 

今回は、

1、ドローンを使ったフードサービス

2、ドローンを飛ばすには免許がいる?

3、2022年にドローン免許制度が制定

4、ドローンの自動飛行のレベルについて

について書きました。

 

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ドローンを使ったフードデリバリー

 

ドローンを使ったフードデリバリーの実験が、

十勝の上士幌(かみしほろ)町で行われています。

 

ドローンは、およそ2,5キロの距離を7分ほどで飛行して

目的地に着陸。

 

積まれていた飲み物も無事に着きました。

 

北海道の上士幌町のナイタイ高原では、

ドローンで食べ物を運ぶ実証実験が町とドローンを開発する

民間企業などの協力のもと行われています。

 

この実験では、観光客向けのフードデリバリーや、

町の中心部から離れた住民の買い物支援といった

新たなサービスの実験を目指していて、

10月6日には町民の住宅の庭先に

食品をドローンで配達する実験が行われました。

            (HTB北海道ニュース引用)

 

   

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イノベーション実行委員会(実行委員長:上士幌町長竹中貢)と、

株式会社karch(本社:士幌町)、セイノーホールディングス株式会社、

株式会社エアロネクスト、経済産業省北海道経済産業局は、

2つの実証実験を報道関係者に公開しました。

 

広さ約1,700ha、東京ドーム358個分の面積を誇る、

日本一広い公設牧場のナイタイ高原牧場で、ドローンを活用した

新たな観光商品開発の実証実験を実施しました。

 

コルソ札幌強力監修のもと、

ナイタイテラス内にグランピング特設サイトを設え、

利用者がオーダーしたドリンクと十勝ナイタイ和牛ステーキを

麓からドローンで配送しました。

 

上士幌の食や大自然とテクノロジーが融合した他にはない

唯一な観光体験、ナイタイ高原牧場での特別な過ごし方を

演出する観光商品として、将来的に実施を検討するようです。

 

ドローンの宅配実証実験は、日本初となります。

               (プレスリリース引用)

 

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  ドローンを飛ばすには免許がいる?

日本ではドローンに関する民間資格や飛行に関する規制を

定めた法律は存在するものの、

ドローン操縦士に対する免許制度は導入されていません。

 

ドロンがビジネスや日常生活の様々な場面で普及する中、

法整備の進行が求められています。

 

2021年現在では、ドローンを飛ばすのに免許は必要ありません。

 

ですが、ドローンに関する法律(航空法・小型無人機等飛行禁止法・

道路交通法民法・電波法)や、都道府県が制定する条例などの

把握が必要不可欠です。

 

事故やトラブルにより賠償金が発生することもあるため、

十分な操作技術が必要です。

 

また、ドローン飛行に対しての許可が必要な場合があります。

 

例えば「150m以上の高さの空域」、「人口集中地域の上空」

「空港などの周辺の上空の空域」などでは、

事前に国土交通省の許可が必要です。

 

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民間の認定資格

現在、国家資格はありませんが、

ドローンの操縦技術や知識が習得できる民間の認定資格があります。

 

資格を取得すると、上記で説明した国土交通省への許可申請

簡略化することができます。

 

【JUIDA認定資格】

一般社団法人日本USA産業振興協議会(JUIDA(ジェイダ))が

認定しているドローン資格です。

 

JUIDAの認定を受けた全国のスクールにおいて、

JUIDAが定める科目を終了した操縦士には、

JUIDAが定める申請手続きを行った上で、

無人航空機操縦技能証明書」を交付します。

 

DPA認定資格】

一般社団法人ドローン操縦士協会(DOA(ディーパ))が

認定している資格です。

 

【DJICAMP】

DJICAMP(ディージェイアイキャンプ)は、

国土交通省の認可する管理団体かつ、

ドローンメーカー最大手のDJIJAPAN株式会社が認める民間資格です。

 

JUIDA、DPAは共にドローン資格です。

いずれも国土交通省の所要の要件を満たした講習団体で、

飛行許可の申請書類を簡略化することができます。

 

それぞれカリキュラムや料金に違いがあり、

JUIDAでは基本的な操縦技術+法律や安全飛行の知識を

バランスよく取得でき、DPAではドローンを仕事で活用するための

操縦技術の取得が可能です。

 

どちらもドローン資格を得ることができるスクールということですね。

 

趣味としてドローンを活用したい方には、JUIDA操縦技術の

取得がよいようです。

 

ドローンの基本的な操縦技術と、

法律など広範囲な知識を学ぶことができ、

比較的安価に資格が取得できます。

 

DPAは「夜間飛行」「目視外飛行」「物件投下」などの

ドローンビジネスに役に立つ技術認定があり、

実技項目も多くなります。 (DRONE SCHOOL引用)

 

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  2022年にドローン免許制度が制定

 

2022年にドローン免許制度が導入され、

「有人地帯での目視外飛行」に対して免許制度化される予定です。

 

物流、警備、医療、災害対応、インフラ、測量、農林水産業等の

新しい産業を実現するための法整備化の一つです。

 

免許(操縦ライセンス)制度は、国が試験(学科・実技)を実施し、

パイロットの技術証明を行う制度です。

 

「一等資格(第三者上空飛行に対応)」と「二等資格」に区分し、

機体種類(回転翼・固定翼等)や、飛行の方法(目視外飛行・夜間飛行等)

に応じて限定することを検討しています。

 

免許(操縦ライセンス)を取得していると、

レベル4(都市部などの有人地帯での補助者なし目視外飛行)

に相当する飛行運用をすることができたり、

比較的リスクが高い飛行時にも許可・承認の手続きを

省略できることがメリットでありポイントです。

 

また、免許制度導入にあたり、

機体認証(車でいうナンバープレートのようなもの)が

必要となることが発表されています。

 

認証された型式のドローンは一機ごとの機体認証検査の一部を

省略できる仕組みが検討されています。

車のナンバープレートのようなものです。

 

オンライン手続きやBluetooth等を利用したり

リモートIDも想定しています。

 

国の登録を受けた民間講習団体が実施する講習を修了した場合は、

試験の一部または全部を免除することもあるようです。

 

一定の講習能力を認証した民間試験機関や民間講習団体を

「操縦ライセンス」の取得のためのプロセスの一部に

組み込むと思われます。   (DRONE SCHOOL引用)

 

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 ドローンの自動飛行のレベルについて

ドローンを使ったデリバリーは、2021年1月6日から22日まで

楽天三重県志摩市の離島、間埼島に

同市内のスーパー「マックスバリュ鵜方店」から

間埼島開発総合センターまで、往復約11キロ間を自動制御により

目視外飛行(レベル3飛行)し、商品を配送しました。

 

この自動制御目視飛行(レベル3)とありますが、

ドローンの飛行の自動化レベルは、

レベル1~4に整理されています。

 

レベル1 

人がドローンの状態を見ながら手元の制御装置で操作

レベル2

人が飛行を目視できる範囲内で、飛行プログラムによる

自動・自立飛行ができる

レベル3

人が目視できない範囲の自動航行が可能なレベル

レベル4

市街地などの人や建物が集中している有人地帯での自動飛行

 

ただし、レベル4の実現のためには、

機体本体の安全性(衝突回避機能)などが求められます。

 

現在政府は、2022年までにレベル4を実現できるように

制度の改正を検討しています。

 

制度改正のポイントは、ドローン機体そのものの安全性を

担保する「機体認証」、操縦者の機能を担保する「操縦ライセンス」

運用の安全性を担保する「運行ルール」の3つです。

 

こうした議論がある一方、国として注力しているのが

ドローンの管制システムです。

 

レベル4になると多数のドローンがそれぞれの目的で

同じ空域を航行することになります。

 

そこで懸念されるのが、ドローン同士、

あるいはヘリコプターなどの有人航空機との衝突です。

 

高い密度でドローンが航行することも想定されるため、

万が一にも接触し墜落すれば、

都市部では甚大な被害になりかねません。 (ITmedia引用)

 

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     最後に

 

ドローンの進化は目覚ましいものがあります。

 

兵器としてのドローンを最初に聞いたのは、

石油施設の爆破でしたが、それからしばらくしての

ナゴルノ紛争・カラパス紛争でのハービーやハロップは、

衝撃的でした・・・

 

ドローンの自動飛行のレベル3で送電線の点検をしているのを

以前見たことがありましたし、

楽天が自動飛行で離島に配達するのも見ました。

 

ANAなどもドローンの配達に参入するようですし、

今後様々な企業が加わるると思われます。

 

こういうシステムができれば、離島や買い物難民と言われている

不便な環境の方々が、

少しは便利な環境になるのではないでしょうか?

 

空を見上げるとドローンが、

トンボや蝶や鳥と一緒に飛び回っている・・・

なんて日も近いのかもです。笑

 

面白そうな気もするし、怖いような気もします。笑

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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