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今回は、カラスの撃退方法やカラスについて
色々書いてみました。
カラスって、『怖い!』『不気味!』などの理由で
結構な嫌われものですよね?
でも、ゲラチーは近くに来ても全然怖くないし、
カラスに興味津々なんですよ。笑
カラスは、車がスピードを落とす所にクルミを置いて、
割れたクルミを食べたり、光る物が好きで集めたり・・・
カラスは頭が良くて、なかなか面白いです。
今回の撃退方は、農作物からの撃退法についてです。
・ドローンでカラスを撃退
・その他のカラスの撃退方
・日本にいるカラスの種類
などについて書きました。
ドローンでカラス撃退
JA岐阜によると、県内屈指のブドウの産地である
奈良志段見の畑では「巨砲」や「シャインマスカット」などが
栽培されています。
5、6年前から味を覚えたカラスが増えました。
収穫が始まる7月上旬頃からカラスが飛来し、
収穫時間帯の午前5時30分~8時頃に
防護シートの隙間から首を入れて実を食べます。
今シーズンも農家15軒で実がつつかれたり、
実を守る袋が剥がされたりする被害が相次ぎ、
1日45万円程度の被害が出ています。
カラスのしつこさに栽培を諦める農家も出ており、
状況を見かねた生産者の酒井誠一さんが、
ドローンの活用を提案されました。
8月23日、長良志段見市のブドウ畑で、カラスが嫌がる
音や光を確かめるドローンの実証実験が行われました。
この実験では、農業・測量用ドローンを手掛ける「リシバ」が
用意した「鷹匠(たかじょう)」2機を使用しました。
このドローンは、
スピーカーからカラスが嫌がるタカの泣き声を発し、
特殊な光を反射するシートを巻き付けています。
カラスは、このドローンが近づくと嫌がる様子が見られました。
JAぎふによると、農地の鳥獣対策にドローンを活用するのは、
県内では初めてということです。
JAぎふは、ドローン映像データなどを参考にしながら、
生産者と導入に向け話し合いを進めていく方針です。
(岐阜新聞社引用)
その他のカラスの撃退法
カラスは頭が良いため、効果的に感じられた対策グッズであっても、
時間が経てばすぐになれてしまいます。
そのために「なれさせにくくする」ことを念頭におき、
対策法を用意する必要があります。
まずやるべきこと
カラスは餌にこだわりがないため、なんでも食べます。
農作物を栽培するほ場のの周辺には、
カラスのエサになりそうな物が放置されていると
カラスが定着しやすくなります。
被害対象作物以外にもほ場の周辺環境に生ごみや飼料作物などが
放置されていないか確認し、カラスのエサになりそうなものは
なくしていくことが大事です。
物理的防除を行う
露地栽培の規模が大きな場合には現実的ではありませんが、
小規模栽培の場合には、「防鳥網」で農作物を覆うのは
効果的な被害防止のひとつです。
ほ場の周囲を囲ったり、作物に直接かけたりします。
防鳥網を使う場合は、対象となる鳥に合わせて選ぶことが
ポイントです。
カラスには75mm目の網がよいようです。
カラスはくちばしが鋭く、力が強いため、
簡単に破られない丈夫な網を用意する必要があります。
設置する時には、隙間を作らない、たるませないようにします。
難点としては、農作業がしずらい、
撤収に手間がかかることがあります。
進入路をつぶす
カラスは農作物を狙う際、ほ場周辺に対策グッズを置いたり、
その場所から見えるように「テングスを張る」のが
効果的な方法として知られています。
特に「極細黒テグス」によるカラス除けが効果的だと
言われています。
カラスは目がよいため、目にはっきりと見える糸状のものは
避けやすいそうです。
黒色ではないテグスでもカラスよけの効果はありますが、
避けられると分かるとなれてしまいます。
また、カラスの羽が傷つくのを嫌がる習性を利用し、
狭い間隔で張るとより効果的ですが、
間隔が狭すぎると農作業に支障が及ぶこともあります。
極細黒テグスは光の具合で、見えたり見えなかったりするため、
視覚のよいカラスにとっては、警戒心を解きにくいようです。
極細黒テグスを使えば、狭い間隔で張る必要もなくなります。
というのも、カラスは頭がよいため、想像力を働かせ、
「他の場所にも張り巡らされているのでは?」と
考えるらしいのです。
カラスの観察場所を潰すこともカラス予防に効果的です。
(Think and GrowRicci引用)
日本にいるカラスの種類
世界に生息するカラス約130種類の内、
日本には7種類のカラスがいます。
普段カラスといえば、真黒な体と大きなクチバシの
7種類のカラスには「~ガラス」と
濁点をつけるのが正式名称です。
ハシブトガラスは、日本で最もよく見かけるカラスで、
都会のビルを樹林に見立てて巧みに生きています。
もともとは森林に棲んでいたのですが、徐々に都市部へと
生息域を変え、個体数を伸ばしています。
営巣は高い樹林を好みますが、最近では街路樹や電柱などの
低所にも営巣するようになっています。
特徴
・生息地:小笠原諸島をのぞく日本全国の市街地や山地
・全長:約56cm
・体重:500~900g
・性格好:奇心が強く 環境によっては攻撃的
・鳴き声:顔を突き出し『カァーカァー』
・見分け方:くちばしが太く、丈夫がアーチ状/頭部が逆毛で立っている
ピョンピョンと跳ねるように移動する
・羽毛:羽の内部も外部も瑠璃色
ハシブトガラスよりも一回り体が小さく、畑や河川敷で採食します。
学習能力が極めて高いことで知られ、車にクルミを割らせるのは
このハシボソガラスです。
寒さに非常に強く食性は雑食で、
農村部で農業害鳥として扱われることもあります。
特徴
・生息地:田畑や農耕地
・全長:約50cm
・体重:400~700g
・性格:慎重
・鳴き声:『ガーッガーッ』
・見分け方:くちばしが細い/足を交互に出して歩く
・羽毛:羽の内部が白く 背中に鱗模様
(ウイキぺギア引用)
世界のカラスの中で最も小さく、
成鳥でも鳩ほどの大きさしかありません。
ツートンカラーの愛らしい見た目に、
強面のハシブトガラスの仲間とはおもえないほど。
冬季に九州に飛来するのみですので、
なかなかお目にかかれないレアな殻カラスです。
頭部から腹部の羽毛が白い淡色型が主ですが、
全身羽毛が黒い黒色方もいます。
特徴
生息地:九州地方(冬季のみ)
・全長:約30~33cm
・体重:約180~250g
・性格:慎重
・鳴き声:『キュウキュウ』
・見分け方:くちばしがとても小さい
・羽毛:淡褐色も黒褐色も共通して側面に灰色の羽毛
ミヤマカラス
越冬のためにシベリアなどの大陸から群れをつくって飛来します。
以前は、九州や本州西部に限定的にきていましたが、
現在はほぼ全国的に飛来します。
別の種類のカラスとも群れをつくることでも知られており、
正確もおおらかなようで、河川敷などで他のカラスと
行動を共にしていることも多く見かけます。
ニュージーランドでは、害虫駆除のために
イギリスから持ち込まれ、帰化したそうです。
特徴
・生息地:森林や農耕地
・全長:約44~47cm
・体重:約280~350g
・性格:おおらか
・鳴き声:『ガァーガァー』
・見分け方:群れで飛行・成長期になると
くちばしの皮膚が剥き出しになり白く見える
冬の渡り鳥として、知床やオホーツク海沿岸に越
冬のために飛来します。
カラス属の中で最大級の大きさで、
ハジブトガラスよりも一回り大きな体のカラスです。
知能が高いカラスとして位置付けられており、
人間の4歳児に相当する頭脳を持っているとも言われています。
特徴
・生息地:北海道(冬季のみ)
・全長:約60~65cm
・体重:約1000~1300g
・性格:好奇心が強い
・鳴き声:『カポカポッカポポッ』
・見分け方:ハシブトガラスに似ている
ホシガラス
日本では北海道・本州・四国の亜高山帯・針葉樹林に生息し、
警戒心も強いためその姿を見るのは非常に難しい。
昔から登山者には良く知られており
「岳鴉(ダケガラス)」の名で呼ばれていました。
翼には茶色に白の斑点があり、
野鳥愛好家や写真家にも人気の可愛いカラスです。
国内では高山帯に群生するハイマツの種子が
重要な食糧源になっています。
このハイマツの実を貯蔵する行為が有名で、
前年の秋に貯めておいたマツの実を餌の少ない時期の
子育てに使う行為が確認されています。
特徴
・生息地:針葉樹の豊富な山岳地帯
・全長:約35cm
・体重:約250~300g
・性格:慎重
・鳴き声:『ガーッガーッ』
・見分け方:茶色の地色に白い斑点模様
カチガラス 正式名称:カササギ
日本では九州を中心に、北海道や新潟、
長野などでも繁殖が確認され、局地的に分布しています。
白黒のカラーリングと、光沢のある紺色に輝く羽、
長い尾羽が特徴の美しいカラスですが、
その美しい見た目とは裏腹に気性が荒いことが知られています。
ハトほどの大きさににも関わらず、トンビなどの大きな鳥にも
威嚇を仕掛けることもあるそうです。
マスコットにもなっています。
天然記念物に指定されています。
特徴
・生息地:九州地方
・全長:約45cm
・体重:約300~350g
・性格:気性が荒い
・鳴き声:『カシャカシャ』
・見分け方:白黒のカラー長い尾羽
(Advan Corporation引用)
最後に
JA岐阜の取り組み成功するといいですね。
YouTubeの映像ではカラスは、ハシボソガラスのように見えました。
カラスの種類の中で説明していますが、
頭のいいカラスです。
ただ車に割らせるだけではなく、
車がスピードを落とすカーブに置いて、
クルミが粉々にならないように場所を変えて、
試したと思われます。
つまり、学習能力が非常に高いカラスなんです!!
だから、最初ののうちは追い払えると思いますが、
カラスがその正体・・・つまり鷹ではないし、
ただ追いかけるだけということが分かると・・・
また、元も戻ってブドウを食べられるかも知れません。
ではどうしたらいいのか?
鷹の鳴き声は良いと思います。
見た目をなんらかの形で鷹の形にした方が良いと思います。
それにただ追いかけまわして、追っ払うだけではダメでしょう。
カラスに体当たりをして、怖いと思わせないといけません。
カラスは、怖い思いをすると頭が良く、学習能力が高い分、
近寄らなくなるのではないかと思います。
カラスにとって鷹は天敵ですが、
最近めっきり数が減った燕にとって、カラスが天敵です。
カラスは燕の巣を襲い、卵やヒナを食べてしまいます。
それでその年は、子育てを諦めるつがいもいます。
めげずにもう一度卵を産むつがいもいます。
ちなみに、燕はどちらかが死ぬまで、
毎年同じつがいで子育てをします。
カラスは、なんてひどい奴だと思いますが、
動物は皆、子孫繫栄のために行動しているだけで、
責めることはできません。
先日、たまたまテレビでホシガラスを見たのですが、
可愛かったです!
ホシガラスは、秋に木の実をせっせと土の中に
実を埋めていました。
餌が 少ない冬に彫り出して食べるそうです。
見た目がカラスと思えない程可愛く、
せっせと木の実を埋めている仕草は何といえないほどけなげで、
胸がキュンとしてしまいました。笑
単純にカラスたちが飛んでいる姿はカッコよく、
カササギの飛ぶ姿は、美しいです!
人間とカラスの棲み分けは必要なことで、
それをカラスに分からすことは、
しなくてはいけないことだと思っています。
最後に、カラスは人の顔が識別できるので、
石などを投げたりしない方がよいでしょう。
いつか、頭の上から石が落ちてくるかも知れませんよ。笑
貴重な時間を使って頂き、ありがとうございます。