ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

カラスの撃退方法はこれで決まり?

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

今回は、カラスの撃退方法やカラスについて

色々書いてみました。

 

カラスって、『怖い!』『不気味!』などの理由で

結構な嫌われものですよね?

でも、ゲラチーは近くに来ても全然怖くないし、

カラスに興味津々なんですよ。笑

 

カラスは、車がスピードを落とす所にクルミを置いて、

割れたクルミを食べたり、光る物が好きで集めたり・・・

 カラスは頭が良くて、なかなか面白いです。

 

今回の撃退方は、農作物からの撃退法についてです。

・ドローンでカラスを撃退

・その他のカラスの撃退方

・日本にいるカラスの種類

などについて書きました。

 

youtu.be

 

  ドローンでカラス撃退

 

JA岐阜によると、県内屈指のブドウの産地である

奈良志段見の畑では「巨砲」や「シャインマスカット」などが

栽培されています。

 

5、6年前から味を覚えたカラスが増えました。

収穫が始まる7月上旬頃からカラスが飛来し、

収穫時間帯の午前5時30分~8時頃に

防護シートの隙間から首を入れて実を食べます。

 

今シーズンも農家15軒で実がつつかれたり、

実を守る袋が剥がされたりする被害が相次ぎ、

1日45万円程度の被害が出ています。

 

カラスのしつこさに栽培を諦める農家も出ており、

状況を見かねた生産者の酒井誠一さんが、

ドローンの活用を提案されました。

 

8月23日、長良志段見市のブドウ畑で、カラスが嫌がる

音や光を確かめるドローンの実証実験が行われました。

 

この実験では、農業・測量用ドローンを手掛ける「リシバ」が

用意した「鷹匠(たかじょう)」2機を使用しました。

 

このドローンは、

スピーカーからカラスが嫌がるタカの泣き声を発し、

特殊な光を反射するシートを巻き付けています。

 

カラスは、このドローンが近づくと嫌がる様子が見られました。

 

JAぎふによると、農地の鳥獣対策にドローンを活用するのは、

県内では初めてということです。

 

JAぎふは、ドローン映像データなどを参考にしながら、

生産者と導入に向け話し合いを進めていく方針です。

                  (岐阜新聞社引用)

 

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   その他のカラスの撃退法

 

カラスは頭が良いため、効果的に感じられた対策グッズであっても、

時間が経てばすぐになれてしまいます。

 

そのために「なれさせにくくする」ことを念頭におき、

対策法を用意する必要があります。

 

    まずやるべきこと

カラスは餌にこだわりがないため、なんでも食べます。

農作物を栽培するほ場のの周辺には、

カラスのエサになりそうな物が放置されていると

カラスが定着しやすくなります。

 

被害対象作物以外にもほ場の周辺環境に生ごみや飼料作物などが

放置されていないか確認し、カラスのエサになりそうなものは

なくしていくことが大事です。

 

    物理的防除を行う

 

露地栽培の規模が大きな場合には現実的ではありませんが、

小規模栽培の場合には、「防鳥網」で農作物を覆うのは

効果的な被害防止のひとつです。

 

ほ場の周囲を囲ったり、作物に直接かけたりします。

防鳥網を使う場合は、対象となる鳥に合わせて選ぶことが

ポイントです。

 

カラスには75mm目の網がよいようです。

カラスはくちばしが鋭く、力が強いため、

簡単に破られない丈夫な網を用意する必要があります。

 

設置する時には、隙間を作らない、たるませないようにします。

難点としては、農作業がしずらい、

撤収に手間がかかることがあります。

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     進入路をつぶす

 

カラスは農作物を狙う際、ほ場周辺に対策グッズを置いたり、

その場所から見えるように「テングスを張る」のが

効果的な方法として知られています。

 

特に「極細黒テグス」によるカラス除けが効果的だと

言われています。

 

カラスは目がよいため、目にはっきりと見える糸状のものは

避けやすいそうです。

 

黒色ではないテグスでもカラスよけの効果はありますが、

避けられると分かるとなれてしまいます。

 

また、カラスの羽が傷つくのを嫌がる習性を利用し、

狭い間隔で張るとより効果的ですが、

間隔が狭すぎると農作業に支障が及ぶこともあります。

 

極細黒テグスは光の具合で、見えたり見えなかったりするため、

視覚のよいカラスにとっては、警戒心を解きにくいようです。

 

極細黒テグスを使えば、狭い間隔で張る必要もなくなります。

というのも、カラスは頭がよいため、想像力を働かせ、

「他の場所にも張り巡らされているのでは?」と

考えるらしいのです。

 

カラスの観察場所を潰すこともカラス予防に効果的です。

              (Think and GrowRicci引用)

 

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  日本にいるカラスの種類

 

世界に生息するカラス約130種類の内、

日本には7種類のカラスがいます。

ハシブトガラスハシボソガラスコクマルガラス

ミヤマガラスワタリガラス・ホシガラス・カチガラスです。

 

普段カラスといえば、真黒な体と大きなクチバシの

ハシブトガラスハシボソガラスが有名です。

 

7種類のカラスには「~ガラス」と

濁点をつけるのが正式名称です。

 

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     ハシブトガラス

ハシブトガラスは、日本で最もよく見かけるカラスで、

都会のビルを樹林に見立てて巧みに生きています。

 

もともとは森林に棲んでいたのですが、徐々に都市部へと

生息域を変え、個体数を伸ばしています。

 

営巣は高い樹林を好みますが、最近では街路樹や電柱などの

低所にも営巣するようになっています。

特徴

・生息地:小笠原諸島をのぞく日本全国の市街地や山地

・全長:約56cm

・体重:500~900g

・性格好:奇心が強く 環境によっては攻撃的

・鳴き声:顔を突き出し『カァーカァー』

・見分け方:くちばしが太く、丈夫がアーチ状/頭部が逆毛で立っている

      ピョンピョンと跳ねるように移動する

・羽毛:羽の内部も外部も瑠璃色

 

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      ハシボソガラス

ハシブトガラスよりも一回り体が小さく、畑や河川敷で採食します。

学習能力が極めて高いことで知られ、車にクルミを割らせるのは

このハシボソガラスです。

 

寒さに非常に強く食性は雑食で、

農村部で農業害鳥として扱われることもあります。

特徴

・生息地:田畑や農耕地

・全長:約50cm

・体重:400~700g

・性格:慎重

・鳴き声:『ガーッガーッ』

・見分け方:くちばしが細い/足を交互に出して歩く

・羽毛:羽の内部が白く 背中に鱗模様

 

 

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               (ウイキぺギア引用)

             

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     コクマルガラス 

世界のカラスの中で最も小さく、

成鳥でも鳩ほどの大きさしかありません。

 

ツートンカラーの愛らしい見た目に、

強面のハシブトガラスの仲間とはおもえないほど。

 

冬季に九州に飛来するのみですので、

なかなかお目にかかれないレアな殻カラスです。

 

頭部から腹部の羽毛が白い淡色型が主ですが、

全身羽毛が黒い黒色方もいます。

特徴

生息地:九州地方(冬季のみ)

・全長:約30~33cm

・体重:約180~250g

・性格:慎重

・鳴き声:『キュウキュウ』

・見分け方:くちばしがとても小さい

・羽毛:淡褐色も黒褐色も共通して側面に灰色の羽毛

 

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       ミヤマカラス

越冬のためにシベリアなどの大陸から群れをつくって飛来します。

 

以前は、九州や本州西部に限定的にきていましたが、

現在はほぼ全国的に飛来します。

 

別の種類のカラスとも群れをつくることでも知られており、

正確もおおらかなようで、河川敷などで他のカラスと

行動を共にしていることも多く見かけます。

 

ニュージーランドでは、害虫駆除のために

イギリスから持ち込まれ、帰化したそうです。

特徴

・生息地:森林や農耕地

・全長:約44~47cm

・体重:約280~350g

・性格:おおらか

・鳴き声:『ガァーガァー』

・見分け方:群れで飛行・成長期になると

      くちばしの皮膚が剥き出しになり白く見える

 

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       ワタリガラス

ユーラシア大陸全域や北米大陸など広範囲に生息し、

冬の渡り鳥として、知床やオホーツク海沿岸に越

冬のために飛来します。

カラス属の中で最大級の大きさで、

ハジブトガラスよりも一回り大きな体のカラスです。

 

知能が高いカラスとして位置付けられており、

人間の4歳児に相当する頭脳を持っているとも言われています。

特徴

・生息地:北海道(冬季のみ)

・全長:約60~65cm

・体重:約1000~1300g

・性格:好奇心が強い

・鳴き声:『カポカポッカポポッ』

・見分け方:ハシブトガラスに似ている

 

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        ホシガラス

日本では北海道・本州・四国の亜高山帯・針葉樹林に生息し、

警戒心も強いためその姿を見るのは非常に難しい。

昔から登山者には良く知られており

「岳鴉(ダケガラス)」の名で呼ばれていました。

 

翼には茶色に白の斑点があり、

野鳥愛好家や写真家にも人気の可愛いカラスです。

 

国内では高山帯に群生するハイマツの種子が

重要な食糧源になっています。

 

このハイマツの実を貯蔵する行為が有名で、

前年の秋に貯めておいたマツの実を餌の少ない時期の

子育てに使う行為が確認されています。

 

特徴

・生息地:針葉樹の豊富な山岳地帯

・全長:約35cm

・体重:約250~300g

・性格:慎重

・鳴き声:『ガーッガーッ』

・見分け方:茶色の地色に白い斑点模様

 

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    カチガラス 正式名称:カササギ

日本では九州を中心に、北海道や新潟、

長野などでも繁殖が確認され、局地的に分布しています。

 白黒のカラーリングと、光沢のある紺色に輝く羽、

長い尾羽が特徴の美しいカラスですが、

その美しい見た目とは裏腹に気性が荒いことが知られています。

 

ハトほどの大きさににも関わらず、トンビなどの大きな鳥にも

威嚇を仕掛けることもあるそうです。

 

佐賀県では県鳥に指定され、地元Jリーグサガン鳥栖」の

マスコットにもなっています。

 

佐賀県と福岡県の一部「カササギ生息地域」が

天然記念物に指定されています。

特徴

・生息地:九州地方

・全長:約45cm

・体重:約300~350g

・性格:気性が荒い

鳴き声:『カシャカシャ』

・見分け方:白黒のカラー長い尾羽

            (Advan Corporation引用)

     

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      最後に 

 

JA岐阜の取り組み成功するといいですね。

YouTubeの映像ではカラスは、ハシボソガラスのように見えました。

 

カラスの種類の中で説明していますが、

ハシボソガラスは、クルミを車にしかせて割るくらい

頭のいいカラスです。

 

ただ車に割らせるだけではなく、

車がスピードを落とすカーブに置いて、

クルミが粉々にならないように場所を変えて、

試したと思われます。

 

つまり、学習能力が非常に高いカラスなんです!!

 

だから、最初ののうちは追い払えると思いますが、

カラスがその正体・・・つまり鷹ではないし、

ただ追いかけるだけということが分かると・・・

また、元も戻ってブドウを食べられるかも知れません。

 

ではどうしたらいいのか?

鷹の鳴き声は良いと思います。

見た目をなんらかの形で鷹の形にした方が良いと思います。

 

それにただ追いかけまわして、追っ払うだけではダメでしょう。

カラスに体当たりをして、怖いと思わせないといけません。

 

カラスは、怖い思いをすると頭が良く、学習能力が高い分、

近寄らなくなるのではないかと思います。

 

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カラスにとって鷹は天敵ですが、

最近めっきり数が減った燕にとって、カラスが天敵です。

 

カラスは燕の巣を襲い、卵やヒナを食べてしまいます。

それでその年は、子育てを諦めるつがいもいます。

 

めげずにもう一度卵を産むつがいもいます。

 

ちなみに、燕はどちらかが死ぬまで、

毎年同じつがいで子育てをします。

 

カラスは、なんてひどい奴だと思いますが、

動物は皆、子孫繫栄のために行動しているだけで、

責めることはできません。

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先日、たまたまテレビでホシガラスを見たのですが、

可愛かったです!

 

ホシガラスは、秋に木の実をせっせと土の中に

実を埋めていました。

 

餌が 少ない冬に彫り出して食べるそうです。

 

見た目がカラスと思えない程可愛く、

せっせと木の実を埋めている仕草は何といえないほどけなげで、

胸がキュンとしてしまいました。笑

 

単純にカラスたちが飛んでいる姿はカッコよく、

カササギの飛ぶ姿は、美しいです!

 

人間とカラスの棲み分けは必要なことで、

それをカラスに分からすことは、

しなくてはいけないことだと思っています。

 

最後に、カラスは人の顔が識別できるので、

石などを投げたりしない方がよいでしょう。

 

いつか、頭の上から石が落ちてくるかも知れませんよ。笑

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございます。

 

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