ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

日本の貿易相手国

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

今回は、「あなたは小学5年生より賢いの?」で、

間違えた問題を覚えるための記録です。

 

問題は、日本の貿易相手国のベスト3を答えなさい。

 

ゲラチーは、1位中国 2位アメリカ 3位サウジアラビア

だと思ったんです。

 

間違えてました。

どこを間違えたかは、最後に・・・

 

このブログは、自分が覚えたいことを

書き留めておくためのものなので、

そういう記事が多いと思いますが、

よろしくお願いいたします。

 

日本の貿易相手国

1、輸出国

2、輸出品目

3、輸入国

4、輸入品目

についてです。

 

『つまんなそうー!!』と思われた方もおられるでしょうが、

こういうことを覚えて自分の知識にすることが、

実はゲラチーにとっては、とても楽しいことなんです。笑

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  日本の貿易相手国

      輸出先

2020年 1位中国 2位アメリカ 3位韓国 4位台湾 5位香港

 

日本は、海外から必要な資源や原料を輸入し、

高い技術で作った製品を海外に輸出する

というスタイルで経済成長してきました。

 

2008年までの50年余りは、アメリカが断トツの1位でした。

 

しかし、2008年に起きたリーマンショックは、

アメリカをはじめ、世界中の景気は急激に落ち込みました。

 

そんな中、中国は政府の経済対策により、

景気の落ち込みが少なく、高い経済成長を遂げたことから、

2009年からは日本の最大の輸出相手国になっています。

 

2013年以降はアメリカが再び1位なった後、

2018年には中国が6年ぶりにトップに返り咲きました。

 

2019年はまたアメリカが中国を上回り、1位になりました。

 

3位以下の輸出先は、韓国、台湾、香港、タイなどの

アジア諸国や地域が多くを占めています。

 

アメリカ向けには自動車が多いのに比べて、

アジア向けの輸出品は半導体などの先端技術を活かした

機械類や部品、電気製品などと、鉄鋼や非鉄鋼金属などが

多くを占めています。

 

これはアジア各国・地域に半導体などを使用した製品を

組み立てる産業が多いことと、経済成長にともない

ビルや工場、道路などのインフラ設備のための原材料を

必要としているからです。

 

2010年以降は3位韓国、4位台湾、5位香港、6位タイ

変わっていません。       (JFTCきっずサイト引用)

 

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      輸出品目

日本はたくさんの品物を輸出していますが、

もっとも多いのは自動車です。

 

アメリへの輸出が多いほか、中国、オーストラリア、

アラブ首長国連邦、カナダ、アジアや中東、EU

全世界に拡がっています。

 

自動車を組み立てるために使う部品類は、

アメリへの輸出が一番多く、

その次に中国、タイになっています

 

鉄鋼は、中国、タイ、韓国向けの輸出が多く、

ビルや工場などの建設や自動車で使われています。

 

これは日系企業による、

自動車の現地生産が増えていることによります。

 

エンジンでも、1位、2位、3位は、

アメリカ、中国、タイの順になっています。

 

鉄鋼は、中国、タイ、韓国向けの輸出が多く、

ビルや工場などの建設や自動車で使われています。

 

半導体等電子部品、映像機器、通信期などの輸出は、

アメリカとドイツ以外はほとんどがアジア向けです。

 

ICは、パソコンやゲーム機器以外に自動車向けや冷蔵庫など

色々な製品に幅広く使われるようになり、

それらの製品の組み立てをアジア各国・地域に製造拠点を

移した日系企業の工場などで請け負っていることから、

ICをたくさん必要としているからです。

 

2019年輸出品目 

1位自動車 2位半導体等電子部品 3位自動車の部分品

4位鉄鋼  5位原動機(エンジン)

 

2021年1月21日に財務省が発表した

2020年の貿易統計速報によると、

輸出額は前年から11,1%減りました。

 

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を背景に、

自動車輸出が2割減と大きく落ち込みました。(JFTCきっずサイト引用)

 

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       輸入国

日本の輸入先は、

2002年にアメリカから中国にトップが変わってから、

ずっと中国が1位です。

 

製品の国際価格競争を高めるために、

日本の企業が労働賃金の安い中国に工場を建てて現地で製造し、

日本に輸入するという新しい経済・貿易体制ができたことが

理由の一つです。

 

また、韓国、台湾、タイなどでも同様に工場を造って、

そこでできた製品を輸入するという加工貿易が増えたことから、

アジアの国・地域が上位にになりました。

 

2003年ころからは、

資源やエネルギー価格が大幅に上昇したことに伴い、

産出国である中東やオーストラリアなどが上位に

名を連ねるようになりました。

 

2019年輸入国 1位中国 2位アメリカ 3位オーストラリア

       4位韓国 5位サウジアラビア

                    (JFTCきっずサイト引用)

 

 

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       輸入品目

日本の輸入の主要品目は、原油及び粗油、LNG(液果天然ガス)

などの鉱物燃料です。

 

発電や自動車の燃料に使われ、他の品目に比べて圧倒的に

輸入額が大きくなっています。

 

自動車、船舶、飛行機の燃料や

工場の動力用燃料などによる原油は、

サウジアラビアアラブ首長国連邦など中東から多くを

輸入しています。

 

発電の燃料や都市ガスなどの燃料となるLNGの輸入は、

オーストラリア、カタール、マレーシア、ロシアなどから

輸入しています。

 

工業用製品の原料として重要な、胴や鉛、

アルミニウムなどの素材は、チリ、オーストラリア、ペルー、

インドネシア、フィリピンなどから輸入しています。

 

食料は輸入に頼っている物が多く、小麦はアメリカを中心に、

カナダ、オーストラリアの3か国から

全体の98%あまりを輸入しています。

 

とうもろこしは大部分がアメリカ、ブラジル、アルゼンチン。

 

大豆も大部分がアメリカ、ブラジル、カナダから輸入しています。

 

食料自給率が低さが問題であると言われる日本では、

国内で作る食料を増やして自給率を高めたいと

考えられていますが、輸入した方が安い値段で手に入るので、

輸入に頼ってしまう傾向があります。

 

衣類は、約6割が中国から輸入されていて、

一流ブランド品の洋服や靴なども、

中国で作られているものが非常に増えています。

                 (JFTCきっずサイト引用)

 

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     最後に

日本の貿易相手国のベスト3分かりましたか?

答えは、1位中国 2位アメリカ 3位オーストラリアです。

 

アメリカと中国は、経済1位と2位の国なので、

分かりやすいです。

 

ゲラチーがサウジアラビアを3位と言って間違えたのは、

やはり、原油を輸入している国との貿易額が

多いと思ったからです。

 

スタジオの5年生の子達の中にも、

ゲラチーと同じ考えの子が2人いました。

 

サウジアラビア原油や粗油の輸入先では1位なので、

貿易額も大きいと考えます。

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でも、3位のオーストラリアからは、

液化天然ガスや石炭を多く輸入しています。

 

これは、東日本大震災の後、

原子力発電所の稼働がゼロになった時期があり、

その代わりに、古い石炭火力発電発電所を再稼働させたことで、

日本の火発電所の割合が高くなりました。

 

オーストラリアは世界一の石炭輸出国です。

そのオーストラリアから石炭を多く輸入しています。

 

石炭と言えば、

最近中国が停電してる話をお聞きになったと思いますが、

中国は石炭の生産国の1位なのですが、消費も1位なんです。

 

なので、石炭をインドネシアやオーストラリアなど

他の国から輸入していました。

 

しかし、コロナの発生源をめぐり、

中国とオーストラリアの関係が悪化しました。

 

中国がオーストラリアから輸入していた石炭は、

今やゼロです!!恐るべし中国!そこまでやるかー!!

 

おまけにオーストラリのワインに200%の関税をかけたのです。

 

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コロナの発生源で中国との関係が悪化したオーストラリアは、

物凄いハッカー攻撃を何カ月も受け、

スコット・モリソン首相は、

名指しこそしませんでしたが・・・

 

まあ~ハッカー大国と言えば、

中〇、北○○、○○アでしょう・・・笑

 

ハッカーと言えば・・・ダークサイドが

コロニアル・パイプライン社のネットワークに侵入し、

コンピューターやサーバーのデータにロックをかけ、

身代金を要求するという事件がありましたね。

 

ダークサイドは、ロシアを拠点としていると言われています。

 

コロニアル・パイプラインがコンピューターシステムを

再会させるためにダークサイドに払った金額は、

500万ドル(約5億5000万円)です。

 

身代金は暗号資産のピットコインで払われましたが、

その内のおよそ230万ドル、日本円で2億5000万円相当の

保管場所を突き止めて取り戻しました。

 

その後、ダークサイドのサーバーが何者かによって停止させられ、

その後、被害者による身代金の支払いを管理していた

決済サーバーから暗号資産が引き出されていたそうです。

 

もう、こうなるとハッカー戦争ですね。

 

だいぶ話が膨らみました。笑

親しい人と話をすると話を膨らませすぎて、

『最初の話なんだった?』とよく聞かれます。笑

 

中国の停電の原因の一つは、石炭不足と言われています。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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