ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

BRICsとは

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

4月21日の自民党の政調審議会で、高市政調会長

自衛隊によるウクライナ周辺国のへの支援物資輸送について、

「物資の積み込み地であるインドから自衛隊機の受け入れを

拒否された」と明らかにしました。

 

同日の政審で輸送計画を了承し、22日に閣議決定したうえで

週末に派遣する予定でした。

 

計画の修正が必要で、派遣は遅れる見通しです。

自衛隊機が他国領域に入る際には、その国の許可が必要です。

 

インドは、伝統的にロシアと関係が深く、

インドがウクライナを侵攻するロシアに配慮したとの見方も

出ています。

 

そういえば、国連総会のロシアへの非難決議で

インドは棄権していたなぁ~と思いました。

        

ニュースの記事を読んでいて

BRICS(ブリックス)」という言葉が出てきましたが、

知らない言葉でした。

 

ゲラチーは教養がないので、知らない言葉も多く、

まだまだ、勉強不足と実感しています。

 

1,BRICS(ブリックス)とは

について書きました。

   

  BRICS(ブリックス)とは

 

BRICsは2000年代以降に著しい経済発展を遂げた4か国

ブラジル、ロシア、インド、中国の総称です。

 

BRIC(ブリッカ)とも呼ばれます。

 

投資銀行ゴールドマン・サックスの経済学者である

ジム・オニールによって書かれた2001年11月30日の投資レポート

「Building Better Global Econmic BRICs」で初めて用いられ、

世界中に広まりました。

 

また、BRICs4か国に南アフリカ共和国を加えた5か国は、

BRICSと称されます。

 

近年は、BRICSの表記が一般的です。

 

BRICSは、2009年6月16日にロシアのエカテリンブルク

初めての首脳会議を開催しました。

 

2011年4月13日に中国の三亜で行われた首脳会議には

南アフリカ共和国が初めて参加し、

首脳会議の正式名称をBRICS首脳会議に変更しました。

 

BRICSの名前が登場してから20年が経過しましたが、

2020年時点で目覚ましい発展ができているのは、

中国とインドです。

 

BRICSが世界に占める割合を見ると、2006年の時点で、

国土面積で29.2%、人口では42.7%となっており、

世界の中で圧倒的な比重を占めています。

 

世界経済に占める地位も、GDPの割合を購買力で換算すると、

2014年では30.2%でEUの16.6%、アメリカの15.9%を

上回っていました。

       

      共通点

 

・共通しているのは、5か国とも天然資源大国です。

 

資源としては、石炭・鉄鉱石・天然ガスが4か国に共通しており、

原油ボーキサイトなどを産出しているのも共通しています。

 

・人口大国とも言えます。2022年(×百万人)

中国が約1,448.5人(世界1位)、インドが1,406.6人(世界2位)、

ブラジルが215.7人(世界7位)、ロシアが145.8人(世界9位)、

南アフリカ60.3人(世界24位)です。

 

・政治・軍事においても地域における覇権を握っています。

。経済改革を行っていて、対外開放による海外からの投資・市場経済化を

推進するものでした。

 

・現時点での貧富の差が大きく地域格差も大きい。

多民族国家で多人種社会である。

          

        相違点

 

・ブラジルはラテンアメリカ文化圏、ロシアは正協会文化圏、

 インドはヒンドゥー教文化圏、中国は儒教文化圏

 南アフリカブラックアフリカ文化圏に属します。

 

・歴史的に中国やロシアは統一国家として存在してきました。

 

インドが1つの国家として纏まったことは

イギリスの統治による部分が大きい。

 

ブラジルはポルトガルの植民地、南アフリカはイギリスの

植民地として形作られた。

 

・ブラジルはポルトガル語圏、ロシアはロシア語圏、

インドはヒンディー語圏、中国は中国語圏、

南アフリカ英語圏に属する。

 

・ブラジルは南アメリカ、ロシアはヨーロッパ、

インドは南アジア、中国は東アジア、南アフリカはアフリカに属する。

                     (ウイキペディア引用)

          

      最後に

 

国連総会の緊急特別会合で採択された、ロシアを非難し、

軍の即時撤退などを求める決議案には欧米や日本など合わせて

141か国が賛成しました。

 

決議案に反対したのは、

ロシア、ベラルーシ、シリア、北朝鮮エリトリアの5か国です。

 

BRICS5か国のなかで、決議案に棄権した国は、

インド、中国、南アフリカで、ブラジルは賛成しています。

 

そこから考えると、BRICの5か国が何にもかも一致団結してるとは

言えない気がします。

 

インドはBRICSにも入っていますが、

米国、日本、オーストラリア、インドの「クアッド」

の枠組みにも入っています。

 

「インドは一体、どっち寄りなんだ~?・・・」と思ってしまいます。

ある意味、インドはしたたかなのかも知れませんね。笑

 

インドは、中国との国境で時々衝突してますが、

その武器をロシアから買っています。

 

その辺から考えても、ロシアとの関係は深いと思われます。

まだまだ勉強不足で、分からんことだらけです。

       

BRICSは、世界の面積の3割弱、人口の4割強を占めます。

この連携が深くなることは、脅威に繋がります。

 

今回のロシア侵略で世界の関係は色々変わると思われます。

 

ノルウェースウェーデンNATO加入ることを検討しており、

ニュースで見る限り多分、加入すると思います。

 

これからも頑張って勉強していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。