ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

ブログを始めて半年経過

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

超底辺ブロガーのゲラチーです。

 

ゲラチーの気まぐれ雑記はこんなブログ

 

2020年11月28日にブログを始めて半年が経過しました。

 

ブログの目的は、自分が疑問に思ったことを調べたり、

国旗や世界遺産を覚えたり、自分の考えや想いを書いたりする

そんなブログです。

 

記事ネタとしては、興味がある世の中の出来事や政治や経済、

農業や林業などにも興味を持っています。

 

科目でいうと社会が好きだったので、

どうしてもその種の記事が多くなります。

でも、歴史はあまり興味持てないのです。笑

 

記事ネタが無い時は、自分が好きなことを書きたくなります。

 

動物や好きな歌手のことを書くのは、

やはり楽しくてモチベーションが上がりますね。

 

今の注目記事の1位と2位が、

ミツバチのことを書いた記事なのは自分でも意外です。

 

ミツバチの重要性は強く感じていて、

そのミツバチの数が最近減少していることを危惧しておりましたので、

知っていることプラス、調べたりして書いた思い付きの記事です。

 

ミツバチのことをたぶん、テレビ番組か何かで放送したと思うのですが、

その後検索でアクセスが増えました。

 

たまにはそんなこともありますね。

何かのお役に立てたのならば幸いに思っています。

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    ブロガーとしての実力

 

文章力も無いし、文章に説得力も無い、教養も無いので、

ブロガーとしては底辺なのは自覚しています。笑

 

だから、多くの読者の方が欲しいとか、

多くのアクセスが欲しいとかは望んでいませんが、

アクセスがゼロの日が続くと、たぶん落ち込むと思います。

 

そんな日が続いたら、ブログ止めちゃうかもです。笑

 毎日、今日はゼロかな?明日はゼロかな?

とハラハラドキドキしていましたが、昨日はとうとうゼロの日が来ました。

 

落ち込むのかな?と思ったら、意外と何ともない感じです。←負け惜しみ

でも、何ともない方が問題だと思います。

 

それだけブログに対して想いがないということになります。

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   今夢中になっているもの

 

ブログに身が入らな原因・・・心当たりあります!笑

 

オンラインゲームは以前からプレイしてますけど、

最近YouTubeをよく見るようになりました。

 

以前は、音楽を聴いたり、動物の動画や重機の動画を

少し見るくらいだったんですけど、仕事がらみで見たYouTubeで、

お気に入りのユーチューバーさんができてしまって、

その方の動画をよく見ています。笑

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         今後の目標

 

ブログの目標である国旗と世界遺産の記事が中々進まないので、

そこを頑張って書きたいとは思っているのですが・・・

 

最近はブログへのモチベーションが下がっていて、

中々はかどりません。

 

主に記事を書くのは土日なのですが・・・

ついつい他のことをしてしまい、記事を書くのが、

後回しになってしまいます。

 

これでは記事数を増やしたいと思っても、

増えるはずありませんよね。笑

 

アクセスは、Bing,Google,Yahoo!などの検索流入はまだ2割強で、

8割近くがはてな関連です。

 

1年経った時には、

これが反対になっていたらいいなぁ~と思っています。

 

半年で丁度50記事なので、

1年で100記事を目標に後半を頑張りたいと思っています。

ガンバレ!ゲラチー!!←自分にエール。

 

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         最後に

 

まとめを残して就寝したのですが、その後ワンアクセスがあり、

ゼロアクセスからまた逃れることができました。笑

 

でも、その日が来るのは時間の問題でしょうね・・・

 

最後に、いつもスターを付けて下さる読者の皆様ありがとうございます。

そして、記事をツイートして下さる読者様、感謝しています。

 

更に、ブクマを付けて下さる、会長さん、うりまさるさん、金広さん

ありがとうございます。

  

kyakyuukokumin.hatenablog.com

 

kanehiro-sakae.hatenablog.com

 

 

urimasaru.hatenablog.com

 

これからもブログというキャンパスにゲラチー色を

塗り重ねていきたいと思っています。

 

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

 

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ボリビア国旗とウユニ塩湖の環境問題

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

このブログの目的の一つとして、国旗を覚えることがありますが、

今回は、南アメリカボリビアです。

 

ボリビアを選んだのは、

ニュースで見た有名な観光地の環境問題を書くためです。

 

先ずは、ボリビアの国旗の紹介からです。

     

 今日の国旗6 ボリビア

 

今日の国旗はボリビアです。

特定日1851年  縦横日15:22

 

      国名の由来

 

ボリバルの国」という意味で、

ボリビア独立の功労者シモン・ボリバルに因んでいます。

 

独立前はアルト・ペルー(上ペルー、高知ペルー)と呼ばれていましたが、

独立に際してラテンアメリカの解放者として知られる

シモン・ボリバレル将軍と、アントニオ・ホセ・デ・スクレ将軍に

開放されたことを称して、国名をボリビア

首都をスクレ(旧チャルカス)と定めました。

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      国旗の由来

 

マヌエル・イシドロ・ベルス政権下の1851年10月31日に

制定されています。

 

1888年7月14日は

上院において正式に国章と国旗の使用について定められ、

その5条に次のように記されています。

 

「国旗は水平に3つに分けられた帯をなし、その幅は等しく、

色は一番上が赤、 中央は金、一番下が緑とする」

 

この3色は、それぞれ動物の王、鉱物の王、植物の王を意味しています。

 

赤は独立紛争で流された血と犠牲、黄は豊かな鉱物資源、

緑は森林資源を象徴しています。 

 

面積は、110万平方メートル(日本の約3倍)で人口は1121,6万人。

首都はラパス(憲法上の首都はスクレ)。  (ウイキペディア引用)

 

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  世界一美しい奇跡の絶景

 

世界一美しい奇跡の絶景というキャッチフレーズで、

日本人観光客を虜にしている場所、それがウユニ塩湖です。

 

南米ボリビアのウユニ市にあるウユニ塩原は、

通称ウユニ塩湖と呼ばれています。

 

日本人観光客に大人気の観光スポットになっています。

 

特に鏡張りが見られる雨季(12月から3月)には、

ウユニ塩湖は日本人旅行者で埋め尽くされています。

 

湖面に薄く張った水を鏡にして撮影した写真が、多くあります。

 

多くの日本人にとって憧れの行先の一つのようです。

コロナが収束したら行きたくて、

ウズウズされておられる方も多いようです。

 

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          (東京都立図書館引用)

 

       ウユニ塩湖の環境問題

 

しかし、ウユニ塩湖は日本で有名になっている奇跡の絶景とは程遠い、

汚い実態になっているのです。

 

マナーが悪い日本人旅行者のせいで、

ウユニ塩湖はゴミと糞尿まみれになり、日本人のイメージは

悪化しているのです。

 

       プラスチック問題

 

ウユニ塩湖ツアーを実施している旅行会社が最も心配している問題。

それが、ウユニ塩湖のプラスチック問題です。

 

ゴミだらけの列車の墓場

ウユニ塩湖には、「列車の墓場」と呼ばれる観光名所があります。

ウユニ塩湖ツアーに参加すると必ず訪問する人気のスポットです。

 

ここは使われなくなった列車を保管されています。

観光客は自由に列車に登り、記念撮影を撮ることができます。

 

列車の墓場については、ウユニ塩湖関係の写真集や旅行ガイドブックには

必ず載っています。

 

しかし、観光客の足元を見てみると、そこには大量のごみが落ちています。

 

ペットボトルやビニール袋、段ボールなどが埋まっており、

そして、空き缶やガラス瓶、ペットボトルが転がっています。

 

観光客の足元には、様々なゴミが落ちています。

これが今のウヨニ塩湖の実態です。

 

塩原内にもプラスチックゴミが落ちています。

そして、旅行者によって持ち込まれた土で、

白い塩湖は黒く変色していました。

 

ゴミの出所

ゴミが落ちている理由の一つは、観光客によるゴミのポイ捨てです。

 

ミネラルウオーターのペットボトル、スナック菓子の袋、

タバコの吸い殻などをポイ捨てする人がいるのです。

 

もう一つの理由は、

ウユニの町から風で飛ばされたプラスチックゴミなどです。

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    ウユニのトイレ問題

 

次にトイレ問題ですが、ウユニ塩原にはほとんどトイレがありません。

 

ウユニ塩湖ツアーで立ち寄るのは、

1、コルチャニ村のトイレ小屋

隣に汚水槽があり、そこに糞尿が溜まっている。

 

2、塩のホテルのトイレ

水は流れないので、用を足した後には、

水槽から水をすくって流さなければならない。

 

排泄物は直後、塩ビパイプに入る仕組みになっている。

この塩ビパイプはホテルの外にあるドラム缶に繋がっていて、

観光客の排泄物が詰まっている。

 

3、インカワシ島のトイレの3か所だけです。

 

また、日本人に人気のサンセットツアーとサンライズツアーでは、

1回もトイレに立ち寄らないので、

ツアーに参加中は我慢するしかないようです。

 

我慢できずにやむなく塩湖内で用を足せば、

それは塩の上で分解されずに残るので、環境汚染に繋がります。

 

ウユニ塩湖内に下水道がないので、3つのトイレは汲み取り式で、

タンク車で回収に来ます。

 

しかし、ウユニ市役所に汚物処理施設があるか尋ねると、

『ウユニには汚物処理施設は無いから、たぶん汚物は不法投棄されている』

という返答が帰って来たそうです。

 

ウユニ塩湖南部には、

温泉が湧いている火山やフラミンゴが生息している湖がある。

ボリビアガイド人曰く、そこの状況はさらに悪いと・・・

 

トイレがない地域では野外で用を足すので、

そこで使ったトイレットペーパーが、

風邪に舞い上がり散乱しているそうです。

                 (JIBRi.com 宮崎大輔氏記事引用)

 

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     ウユニ塩湖の環境問題の解決策

 

世界で27番目(日本の3,3倍)に大きな面積を持っているボリビアですが、

かつて「黄金の王座に座る乞食」と形容されたように、

ラテンアメリカの中では貧しい国の一つです。

 

豊かな天然資源をもつにも関わらず、実際には貧しい状態が続いています。

 

ウユニ塩湖の環境問題の記事を書かれていた、

宮崎大輔さんたち青年海協力隊OBの3名の方々でクラウドファンディング

バイオトイレを作る活動をされています。

 

バイオトイレは、

日本の離島の観光客のトイレとしても利用されています。

 

離島のバイオトイレは、用を足した後、

横にある自転車を少し漕ぐというものをニュースで見ました。

 

バイオトイレに関しては、以前記事を書いていますので、

参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

gerati.hatenablog.com

 

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ミミズがウユニ塩湖の環境を救う?

 

2021年5月4日のTBSの「ニュース23」で長野県乗鞍高原

ボリビアのウユニ塩湖の取り組みが紹介されました。

  

ウユニ市の不法投棄では、公の登記上も放置されているだけで、

処理施設を作る財政的な余裕がないだけでなく、塩の生産をめぐっても

マイクロプラスチックに潮が汚染される懸念もあります。

 

10年で観光客は3倍に膨れ上がりましたが、

ボリビアは貧しい国であることから、

ゴミなどのインフラ整備が追い付かない形になっています。

 

日本のJICAなどが協力して、

生ごみを微生物・菌の力で堆肥にするコンポストなどの

リサイクルが進められています。 

 

堆肥はキアヌの栽培などに使われています。 

                (価格.comてれび紹介情報引用)

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       コンポストとは

 

コンポストとは、堆肥や堆肥を作る容器のことです。

 

家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を

微生物の働きを活用して発酵・分解させ、

昔から伝承されてきた日本の知恵の一つです。

 

ここ20年ほど循環型社会への取り組みとして再注目され、

各地に広がっています。

 

自然界には様々な種類の微生物がおり、

容器の中に四季それぞれに働く微生物を混在させることで、

同時に活躍し、堆肥化が進みます。

 

色々な形のものがあり、

コンポストに入れて良い物、いけない物もあります。

 

1日に入れるゴミの料や虫が湧いた時の対処法などもあり、

コンポストについて参考にする資料を読んでから、

行うと良いと思います。

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    携帯トイレの活用とミミズ

 

ウユニ塩湖周辺での下水による環境汚染に期待される

日本の技術とは携帯トイレです。

 

中には石灰や給水ポリマーなどでできたタブレットが入っています。

そこに下水が加わると水が吸収され、

約20秒で水がゼリー状に固まります。

 

使用後の処理剤はそのままでも肥料として使えますが、

1ヶ月程でミミズが分解して、栄養を含んだ土になることが分かりました。

 

これをウユニの重要産業であるキヌイ栽培で使えれば、

トイレ問題を解決するだけでなく、産業発展の手助けにもなりそうです。

                 (価格.comテレビ紹介情報引用)

 

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          最後に

 

ウユニ塩湖の鏡張り、素晴らしい景色ですね。

実際に見に行きたくなる気持ちも分かります。

 

JICAやJICAのOBの皆様の活動には頭が下がります!素晴らしいですね。

 

坂井泉水さんの歌詞の中に、

♬ 誰かに必要とされたいから 誰かのために頑張ってる 🎶

という歌詞があります。

 

人って、自分のためにはあまり頑張れないけれど、

誰かの笑顔のためだと頑張れたりします。

JICAの皆様はその極みですね。

 

イギリスなどはワクチンの接種率が高く、

一部の国への海外旅行も行けるようになりました。

 

日本もそのうちそうなると思いますけど、

ボリビアなどのように貧しい国に行く際には、

その国の負担になるような行為は、避けて欲しいと思います。

 

ウユニ塩湖を土足で汚したり、ゴミを捨てたり、そういう行為は、

感動を頂いたことに対して、ふさわしくない行為です。

 

感動を頂いたお礼には、バイオトイレクラウドファンディング

寄付するというのもありかなと思います。

 

そして、ウユニ塩湖に観光に行かれる場合は、

携帯トイレを忘れずにお願いいたします。

 

人間の科学技術も素晴らしいものですが、微生物やバクテリア

そしてミミズの潜在能力は人間を超えているのかもです・・・笑

 

貴重な時間を使って頂いて、ありがとうございました。

 

 

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少子化についてⅣ対策は?

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

少子化の記事も書くことが多くなって、

4記事目になってしまいました。

 

前回の記事で、少子化対策に成功した国のことを紹介しました。

 

成功した国と日本とは色々な点で違いがあるので、

一概に真似をすれば良いということではないと思います。 

 

ただ、子どもの数が極端に少なくなると、税の負担が増えます。

 

大人は、子どもたちに少しでも明るい未来を

提供する義務があるのでは?と思います。

 

それにはどうしたら良いのか?そんなことを考えたりします。

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   若者の中流転落不安

 

親と同居していて結婚していない若者たちは、

「自分たちの親より生活水準が落ちるリスクがあるような

結婚・出産はしようとしない」ということもあるようです。

 

日本人は、目前のリスクを回避する傾向がとても強い。

夫の収入が少ないと子どもに十分な教育環境を与えて上げられない。

 

共働きをしようにも、正規雇用は少ない。

それがコロナ禍によって、リスク回避意識が

さらに拡大するのではないかと懸念されています。

            

日本の若者たちが恋愛や結婚をしない理由は、

個人差はあると思いますが、だいたい分かりました。

 

ではどういう少子化対策をとれば良いのでしょうか?

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    2020年少子化対策大網

 

2020年5月、安倍内閣のもとで、少子化対策大網が発表されました。

 

基本的な考えの中には、「結婚支援」の必要性があり、

若者の経済的な不安を失くすことも謳われています。

 

しかし、具体的な取り組みをみると、ほとんどの施策女性の共働き、

両立支援に集中しています。

 

施策は欧米型であり、

配偶者やパートナーがすでにいる人への支援が中心です。

 

両立支援は確かに必要ですが、それだけでは十分ではありません。

 

結婚支援については、1項目だけ、

自治体や商工会等の結婚支援の取り組みへの支援」と

記載されているのみです。

 

菅内閣が発足し、早速、不妊治療の健康保険適応、

結婚後の住宅入居支援などが打ち出されています。

 

結婚した人を前提とした対策では、

若者の将来を生活不安を解消するにはほど遠いようです。

 

若者が将来の生活のリスクを感じることなく、

自分の子どもを自分が育った環境以上の環境で育てられる状況を

速やかに整える必要があるようです。

 

それを確信して初めて、恋愛や結婚に踏み切ろうと思う若者が

増えるのかも知れません。

 

例えば、

男女交際の活性化への支援や奨学金返済の半額免除、

第二子以降の大学授業料の無償化、

子育て世帯には最低保証収入を設定し政府が不足分を出す

などの思い切った、かつ若者に対してインパクトある

政策プランが必要なのです。

     (政策シンクタンクPHP総研 中央大学教授山田昌弘氏記事引用)

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     最後に 

    男女交際の活性化      

 

山田教授は、『日本人は目の前のリスクを回避する傾向がとても強い』

と言われておられます。

 

それには、若者が将来の生活のリスクを感じなくても良いを環境を

整えることが必要なのかも知れません。

 

そうすれば恋愛や結婚・出産に踏み切ると・・・

そのためには、思い切った、

インパクトのある政策が必要だと言われておられます。

 

2020年少子化対策大網では、結婚については1項目だけ、

自治体や商工会の結婚支援の取り組み支援」

と記載されているだけです。

 

今はコロナ禍ですが、

収束した時には、どんな結婚の支援をすればよいのでしょうか?

 

街コンを設定したり、適齢期の男女にお見合いをすすめたりでしょうか?

 

出会いが少ない環境にいる場合今は、

恋愛も結婚もアプリを使って相手探しをすることもできます。

 

婚活アプリで結婚したという話も、普通になった気がします。

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ゼクシィのアンケート調査では、パートナーとの出会いは、

やはり、職場や学校が多いと言う結果がありました。

 

案外、運命の人は身近にいて、

ただ本人が気が付いていないだけなのかも知れませんね。笑

 

身近な人の優しさに触れたり、相手に好意をもつ瞬間があったりして、

誰かに恋をすることもあります。

 

後悔をしない恋愛をするには、

自分の気持ちに素直に従えば良いのではないかと思います。

 

その結果、恋が成就してもしなくても、誰かを好きになれた自分を

誇りに思うことが大事なのかなと思います。

 

恋愛・・・中々思うようにいきませんよね。

 

失恋した時は、もう恋なんてしたくないと思っても、

気が付くと好きになってたりしてて・・・笑

 

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     同棲と結婚 

   

少子化対策に成功しているフランスやスウェーデンでは、

産まれてくる子どもの半分以上が婚外子です。

 

それは、法律の上でも摘出子と婚外子の差がないこと。

世の中も摘出子と婚外子を差別しない土壌があります。

 

日本では、婚外子を産みやすい法律も土壌も整っていません。

先ずは、法の整備が必要かと思います。

 

日本では恋愛の次は、順序として結婚という形をとるのが普通です。

同棲は、無責任な形のように言われることもあります。

 

それは、男性が女性に対してに

責任をとるという形や風習があるからかもしれません。

 

しかし、結婚は毎日の日常の積み重ねです。

生活する中で、付き合っていた時とは違う相手の一面が

見えたりします。

 

神経質な人なら、

どうにもそれが我慢できない・・・なんてこともあるかもです。

 

戸籍に✖を付けるくらいなら、同棲はありだと思います。

一緒に住んでみてわかることもあります。

 

近年は、ひとつくらい✖が付いていても、

昔ほど特別視はされなくなりましたけどね。

 

カップルがどんな形をとるかは、

もっと自由に選択できる世相があると良いなと思います。

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      出産

 

女性が子どもを産みたいと思う選択ができる法の整備はが必要です。

そして、その選択をした女性を受け入れる世の中も必要です。

 

日本は、いつになったら、そうなるのでしょう・・・

  

子どもはどんな形で産まれて来ても、

扱いは平等でなければいけないと思います。

  

フランスの出産にかかる費用が、全て無料なのは良いですね。

これは是非日本でも採用して欲しいです。

 

始まりは、そこからだと思います。

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     育休の環境

 

少子化に成功している国では、

パートナーの育休や手当などが手厚いですね。

 

日本は確かに育休の仕組みはありますが、取りにくい職場環境にあります。

 

経団連の中西会長がわざわざ声かけをするほどです。

 

どうしたら職場が育休が取りやすい雰囲気になるのでしょうか?

それは、みんなで育休を取れば怖くない・・・これしかないでしょう!笑

 

子ども庁を創設してもらい、子どもに関わる環境を整えて欲しいです。

 

女性でも生涯子どもを一人も出産しない方もおられますが、

一人で2人以上産まれる方もおられます。

 

女性のほうも色々な事情があるので、

何人も産んで下さる方には手厚い待遇をして欲しいです。

 

フランスのように産んで下さる方には日本でも産めば産むほど、

家族の待遇が良くなる政策は良いと思います。

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   子育てはお金がかかる

 

日本では、子どもを育てるにはお金がかかると言われています。

フランスは高校までは原則無料は良いですね。

 

日本でも幼稚園、保育所、認定子ども園などが、

3歳から5歳までの全ての子どもたちの利用料が無料になりました。

 

0歳から2歳までの子どもについては、

住民税非課税の世帯を対象に無料になりました。

 

高校の無償化は受給資格を満たせば、授業料が実質無償になります。

 

受給資格を得るには、日本に住所があることが前提で、

保護者の所得には条件があります。

  

子どもを育てるにはお金がかかるという点も、

徐々に改善されつつあります。

 

少子化対策に成功した、フランス、スウェーデン、オランダは

消費税が高いことでも知られています。

 

スウェーデンが25%、オランダが21%、フランスが20%となっています。

 

日本の子どもの政策を手厚くするには、

もしかしたら、消費税が多少高くなる可能性はあります。

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   女性の精神的、経済的的自立

 

少子化問題に大きく関わる一つとして、女性の産む権利があります。

少子化の一つのカギを握っているのは、女性です。

 

社会的には、女性は非雇用の立場になりがちな環境にあり、

経済的に自立出来ている方は、少ないのかも知れません。

 

誰かに頼る生き方は、頼る人の環境に左右され、

自分らしく生きる生き方を得られなくなりがちです。

 

精神的、経済的に自立出来ていれば、

自分の気持ちのままに、産む産まないの選択ができます。

 

それプラス、日本の子育ての環境が整えば、

少子化は少しは改善されるのではないでしょうか?

  

貴重な時間を使って頂いて、ありがとうございました。

 

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少子化についてⅢ少子化対策に成功した国

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

少子化についての3回目の記事は、少子化対策成功した国についてです。

 

  少子化対策に成功した国

 

少子化対策を成功させることを考えた時、

やはり、成功した国をお手本にするのは良いと思います。

 

欧米で少子化対策で成功したと言われているのは、

フランス、スウェーデン、オランダなどです。

 

これらの国では、一度合計特殊出生率が1,5程度まで下がりましたが、

近年は2,0近くまで回復しています。

 

また、米英豪など英語が主語の国では、

大きな出生率の低下は起きていません。

 

それゆえ日本では、これらの先進国をモデルににして、

少子化対策を行ってきました。

 

しかし、日本の家族のあり方は、

これらの欧米諸国とは大きく異なっています。

 

そして、少子化の様相、原因も大きく異なっているので、

欧米型の少子化対策をしても空回りしてしまうのは、目に見えています。

 

例えば、欧米では同棲や婚外子が極めて多く、

フランスやスウェーデンでは、

生まれてくる子の半分以上が婚外子です。

 

つまり、結婚していない女性から生まれています。

しかし、日本や東アジアでは、同棲や婚外子がほとんどいません。

 

同棲率は未婚率の2%未満、婚外子率でも2%前後です。

この数字は増える気配はなく、同棲率はかえって低下しています。

 

近年は多少低下気味とはいえ、

結婚した女性は平均2人程度は生んでいます。

 

同棲率や婚外子率が低いので、結婚していない若者が増えたことが、

最大の要因のようです。

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   フランスの少子化対策

 

フランスの制度は産めば産むほど有利なシステム

〇 家族手当

所得制限なしで、2子以上を養育する家庭に支給されます。

20歳になるまで、子どもの数に応じて支給されます。

 

日本の児童手当と似ていますが、第1子には支給されません。

 

N分N乗方式

子育て世代、特に3人以上の子どもを育てている世帯に対して、

大幅な所得減税がなされ有利な仕組みになっています。

 

〇家族捕捉手当

第3子から支給される。

所得制限はありますが、制限は緩やかなので多くの世帯が受給しています。

 

〇年金加算

子どもを3人養育すると年金が10%加算されます。

 

〇職業自由選択捕捉手当

子どものために仕事を前面的に休むのか、週4日や3日勤務、

午後3時までと言ったような時間短縮するなど、

個人に合わせて労働の有無や、

労働時間数を選択することが出来る。

 

〇保育方法自由選択捕捉手当

保育ママに子どもを預ける場合に補償されます。

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〇出産費用

産科の受信料、検診費、出生前診断、出産費用など

妊娠出産から産後のリハビリテーションを含め無料。

 

〇父親の出産休暇

母親と同様の有給扱いで賃金の80%が保証されています。

 

不妊治療と人口中絶

治療は公費で行われていますが、43歳までと制限があります。

 

〇高校までの学費は原則無料

公立の大学の学費も、

数万円程度の登録手続き費と健康保険料のみで、ほぼ無料です。

 

また、多くの学生が奨学金を支給されています。

 

学費や教育費にお金がかかるから子どもを産まないという考え方は、

ほとんど存在しなと言えます。

 

〇保育サービス

公立保育所の充足率は低いのですが、

3歳までは自宅で子どもをみてくれる認定保育ママ

定額ベビーシッターが比較的簡単に利用できます。

 

3歳以上になると公立の保育学校に入学できるようになり、

保育学校は初等教育体系に位置づけられているため、

100%就学保証されています。

 

〇余暇保育

日本の学童に相当するものです。

ほとんど費用がかからない仕組みになっています。

 

事実婚婚外子

フランスでは、

ユニオンリーブル(自由縁組み)というカップルの生き方が

一般化しています。

 

1970年に6%だった婚外子が、1980年代半ばから急速に増加し、

2008年には52%に達しました。

 

産まれる子どもの半分以上が婚外子となり、

社会的な受容度は高くなっています。

 

婚外子の法律についても、

自然子(非嫡出子)の権利は摘出子と同じになり、

摘出子、自然子という用語そのものが民法から削除されました。

             (海老沢由紀大阪市会議員ホームページ引用)

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   スウェーデン少子化対策

 

では次にスウェーデン少子化対策をみてみます。

スウェーデンでは1999年に1,5で最低となり、

2010年には1,98と回復しています。

 

スウェーデンでは、

男女機会均等から出発した家族政策や女性解放政策によって、

結果として少子化を食い止めました。

 

〇スピードプレミアム

子どもを出産する間隔を短くすると優遇される制度

 

〇サムボ(事実婚、同棲)制度

サムボとは、登録している住所を同じくし、継続して共同生活を営み、

性的関係をもつカップルのことです。

 

スウェーデンでは、サムボによるカップルが多く、

法律婚カップルの9割がサムボを経験しており、

お試し期間として機能していると考えられています。

 

また、サムボかっぷるに産まれた子ども、

すなわち婚外子に対する法律上の差別はなく、

法律婚カップルとの子と同様の権利が保障されています。

 

2008年における婚外子の割合は、54,7%と半分以上を占めており、

未婚のまま子どもを産むことが社会的に認知されていると言えます。

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〇父親専用の育児休暇と育児休暇の延長

父親の育児休暇率が母親の10分の1と低かったため、

父親専用の育児休暇が法的に作られることになりました。

 

〇高い育児給付金

手当額は最初の390日間は働いていた時の賃金の80%を給付、

残りの90日間は一日約900円の定額給付になっています。

(物価水準は日本とほぼ同じ)

 

日本では、働いていた時の40%になっています。

 

〇高い育児休暇取得率

育児休業取得率は女性で8割強、

男性では8割弱と男女とも高くなっています。

 

日本の取得率は女性70,6%、

男性2,63で男性はほとんど利用できない仕組みと言えます。

 

〇マックスタクサ制度

保育所の利用料金の上限を定める制度

 

〇女性労働力率

国際的に見てもスウェーデンの女性の労働力は高くなっており、

特に出産期女性の労働力立が高いことが特徴です。

         (海老沢由紀大阪市議会議員ホームページ引用)

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     オランダの少子化対策

 

オランダでも1970年代から1980年にかけて出生率がおおきく下がり、

1995年には過去最低の1,53に低下しました。

 

そこで政府は子育てがしやすい社会にの再構築のため、

数々の施策を試みました。

 

北欧と同様に法律婚によらなくても、

家庭をもち、子育てが可能になるような政策が広く知られています。

 

具体的には「登録パートナー制度」と呼ばれ、養子をとることや

同性同士でも子育てが認められるなど、

伝統的なリベラル国家オランダらしい制度が知られています。

 

また世界でもいち早くワークシェアリング同一労働同一賃金制度を取り入れ、

パートタイム労働者であってもフルタイム労働者と同等の

社会的地位・権利が認められるようになりました。

 

これは家計の維持のしやすさや家庭で過ごす時間の増加に繋がり、

ひいては出生率回復の大きな原動力となりました。

 

また、オランダでは国籍に関係なく

18歳以下の子どもを持つ家庭においては、税制上の優遇措置もしくは

各種育児手当支給のいずれかを選択できるようになっており、

これにより東欧系やインドネシア系(旧植民地)、

南米スリマム系や旧住民(主に白人)の高い出生率が維持されています。

 

2000年以降オランダの出生率は1,73~1,75人で推移されており、

欧州諸国の中でも比較的子育てのしやすい国として注目されています。

                  (ウイキペディア引用)

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          最後に

少子化に成功した国の説明を取り上げてみました。

 

大阪市会議員の海老沢由紀議員が説明されている記事を

引用させて頂きました。

 

 分かりやすくまとめられておられます。

 

出産や育児などは、女性の声をもっと反映するためには、

女性議員の数を増やす必要があると思っています。

 

今回も文字数が増えてしまったので、

ゲラチーのまとめは次回に書きました。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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ウッドショックとは

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

今回は林業の話です。

林業のことも色々と勉強したいと思っています。

 

ウッドショックが起きた原因の一つに、日本の林業の衰退があります。

 日本の林業はなぜ衰退したのか?そんなことも調べてみました。

 

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     ウッドショックとは

 

最近のニュースで耳にするようになった言葉「ウッドショック」。

木材が供給不足に陥り、価格が高騰していることを指す言葉です。

 

暮らしに欠かせない木材の価格が、

1年でアメリカでは4倍になるなど高騰しています。

 

オイルショックならぬ「ウッドショック」と言われる世界的な

価格の上昇は日本にも影響が出始めています。

 

アメリカ・シカゴの木材先物価格は初めて一時、

1500ドル台を突破し、この一年で価格は4倍を超えました。

 

コロナ禍で戸建ての販売が好調を維持する一方で、住宅工務店は今、

ウッドショックに困惑しています。

 

日本は6割以上を輸入木材に依存しています。

建築現場では木材不足への懸念が現実のものとなっています。

 

木材加工を行う会社は、

すでに世界の木材争奪戦のまっただ中にいると言います。

 

見通しでは7月に入れば木材不足は解消に向かうものの、

現在、約6割増しの木材価格はさらに値上がりし、

しばらくは高止まりが続くとみています。 (テレビ朝日系ANN引用)

 

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     3回目のウッドショック

 

1992年~1993年や2008年のリーマンショック直前に巻き起こった

木材価格の高騰に続き、今回で3回目のウッドショックは、

コロナ禍で北米の新築住宅需要や増改築需要が高まったことを契機に

発生しました。

 

北米材の需給が世界的に逼迫し、先物価格が上昇を続ける中、

追い打ちをかけたのが、中国の経済回復などに伴う木材の需要です。

 

さらには世界的なコンテナ不足と、

21年3月に発生したスエズ運河での大型コンテナ船の座礁事故による

サプライチェーンの混乱が重なり、

日本向けの北米材と欧州材(原木やラミナ)もろとも

供給不足の状態に陥りました。

 

サプライチェーンとは、

物の製造から販売といった共通した流れ全体を指す言葉です。

 

商品とお金が発生するスタート地点からゴール地点と

言い換えることもできます。

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供給不足が最も深刻なのは、梁(はり)に用いる集成材と製材です。

 

もともと輸入材の占める割合が高く、

国産材の生産量が限られている部材になります。

 

構造計算に関係する部材なので、設計上も代替が容易ではありません。

 

プレカット会社からは『いつ現場に納品できるか分からない』

          『1~2ヶ月先になるかもしれない』

という声も聞かれるほどです。

 

木材の価格上昇は、輸入材だけではなく国産材にも波及してきました。

国産のスギ乾燥材正角も上昇率が46%に達しました。

 

供給材不足とそれに伴う輸入材の上昇価格は、

しばらく解消しない見込みです。

 

林野庁は4月11日、国際材の安定需給に向けた需給情報連絡協議会を

臨時で開催しました。

 

その席でも日本木材輸入協会が、

『米国の住宅ローンは3%前後と、』

『史上まれにみる低金利で住宅市場は好況なので、』

『今年いっぱいは輸入材の供給不足が続く可能性がある』

などと見解を示しました。

 

価格については、製材大手の中国木材(広島県呉市)が

4月21日の納品分から値上げします。

 

同社の値上げは、21年に入って3度目になります。

 

欧州材は原材料のラミナ価格の上昇が続いていますが、

供給量を確保するためには、高値でも買わざるを得ない状況にあります。

                     (日経XTCH引用)

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   なぜ日本は木材を輸入に頼っているのか?

 

ウッドショックという事態になって思うのは、

日本は国土の7割が森林なのに、なぜ輸入木材に頼っているの?と

不思議に思いました。

 

疑問を持つと調べずにいられません!ということで・・・ 

まずは、近年の林業の歴史から・・・

 

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      戦後の拡大造林政策

 

昭和20年~30年には日本では戦後の復興のため、

木材需要が急増しました。

 

しかし、戦争中の乱伐による森林の荒廃や自然災害等の理由で

供給が十分に追いつかず、木材が不足し、高騰を続けました。

 

このため政府は、造林を急速に行うため「拡大造林」を行いました。

 

「拡大造林」とは、おもに広葉樹からなる天然林を

伐採した跡地や原野などを針葉樹中心の人口林(育成林)に

置き換えることです。

 

伐採跡地への造林をはじめ、里山の雑木林、

さらには、奥山の天然林などを伐採し、代わりにスギやヒノキ、

カラマツ、アカマツなど成長が比較的早く、

経済的にも価値の高い針葉樹の人口林に置き換えました。

 

政府は木材は今後も必要な資源で、

日本の経済成長にも貢献すると判断しました。

 

そして木材の生産力を飛躍的に伸ばし木材を大量確保をするため、

拡大造林政策は強力に推し進められました。

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      造林ブームと燃料革命

 

このスギやヒノキの木材価格は需要急増に伴い急騰しており、

木を植えることは銀行に貯金することより価値があるように言われ、

いわゆる造林ブームが起こりました。

 

この造林ブームは国有林・私有林ともに全国的に広がり、

わずか15年~20年の間に人口林はの総面積は1000万haのうち

400万haが造林されました。

 

この拡大造林の時期は、「燃料革命」と重なります。

 

当時の家庭燃料は木炭や薪が中心でしたが、

この時期には電気・ガス・石油に大きく切り替わっていきました。

 

里山の雑木林等の天然林の価値が薄れたため広葉樹は伐採され、

建築用材等になる経済的価値の高いスギやヒノキ針葉林に置き換わる

拡大造林林は急速に進みました。

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     木材輸入の自由化

 

この燃料革命と同時期の昭和30年代、木材の需要を賄うべく、

木材の自由化が段階的にスタートし、

昭和39年に木材は全面自由化になりました。

 

国産材の価格が高騰する一方で外材(外国産の木材)の輸入が

本格的に始まりました。

 

外材は国産材と比べて安く、かつ大量のロットで

安定的に供給(一度にまとまった量)できるというメリットがあるため、

需要が高まり、輸入量が年々増大していきました。

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    変動相場と林業の衰退

 

昭和40年代後半には、変動相場制になり、

1ドル=360円の時代は終わりました。

 

その後円高が進み、海外の製品がますます入手しやすくなったのです。

 

これらの影響で、昭和55年頃をピークに国産材の価格は落ち続け、

日本の林業の経営者は苦しくなっていきました。

 

昭和30年には木材の自給率が9割以上あったものが、

今では2割にまで落ち込んでいます。

 

日本は、国土の67%が森林が占める世界有数の森林大国なのに、

供給されている木材の8割は、輸入材木という現状です。

 

この状況になっているのに、拡大造林政策は続けられ、

平成8年にようやく終止符が打たれましたが、

木材の自由化、外材需要の拡大で、膨大な人工林と借金が残りました。

 

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      森林放置が環境問題

 

現在、間伐を中心とした保育作業や伐採・搬出等にかかる

費用も回収できず、林業は衰退してしまいました。

 

主伐(収穫のための伐採)を行っても採算がとれず、

赤字になってしまいます。

 

林業以外に目立った産業のない山村地域では、林業の衰退とともに、

地域の活力も低下し、林業離れによる後継者不足、林業就業者の高齢化、

山村問題、限界集落と呼ばれる問題まで起きています。

 

荒廃した森林は、台風の被害を受けたり、

大雨による土砂災害を起こしやすくなります。

 

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  人工林が収穫期(主伐期)

 

拡大造林政策によって生み出された多くの人口林が、

収穫期を迎えていますが、

伐採されないまま放置さている森林が目立ちます。

 

収穫期を迎えた森林を伐採し、植えて、育てる、

そして伐採するというサイクルを回す必要があります。

 

このサイクルを円滑に回すためには、国産材を積極的に利用し、

需要を高め、資金を山に還元する。

 

日本の木材供給量は、木材の輸入自由化以降、減少傾向でしたが、

平成14年を底に増加傾向が見られるなりました。

 

国産材利用量の拡大の要因としては、国内の森林資源の充実、

国産材の利用に伴う技術開発、

大型の製材工場や合板工場等の整備の導入が、挙げられます。

                   (森林・林業学習館引用)

 

           最後に

 

ウッドショックになってしまった理由や林業の現状は、

分かりました。

 

では、衰退してしまった林業をどうすればよいのでしょうか?

ゲラチーは勉強不足でその答えは分かりません・・・

 

専門家の方は、こう言われておられます。

 

youtu.be

 

 

林業を将来性のあるものにするには、

自治体や政府に道路の整備や販売などの仕組みをお金と時間をかけて

作って欲しいと思います。

 

そして、普通に林業に従事することも

職業の選択肢になる時代が来るといいのになぁ~と思います。

 

ある意味、この3回目のウッドショックというピンチを、

林業を盛り返すチャンスにして欲しいと思います。

 

最後に働く重機を見るのが好きなゲラチーの、

一押しの重機を紹介します。その名も「スパイダー」です。

 

ぬかるんだ傾斜ももろともせずに登ったり下りたり、

その様は、まさにクモです!

部品を取り換えることで、いろんな作業ができます。

 

youtu.be

 

どうですか?カッコイイでしょう?!笑

では今回はこの辺で失礼します。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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少子化についてⅡ結婚と出産を取り巻く環境

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 当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

前回は、少子化になってしまった原因を書きました。

今回は結婚までに至る経緯と、

出産の環境などを書いてみました。

 

以前の国旗の記事でルワンダの恋愛と結婚について書きましたが、

ルワンダでは、結婚相手との出会いは、学校と職場で約8割でした。

 

日本人の結婚相手との出会いも、時代と共に移り変っています。

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    結婚相手との出会いの場

 

結婚したけど出会いの場がない・・・という話はよく聞きます。

同性が多い職場だったり、既婚者が多い職場だとそうなります。

 

出会ったきっかけは以前なら、

職場や学生時代の同級生や友達の紹介などが多かったと思います。

 

最近は、マチングアプリやSNSなどで知り合って結婚ということも

当たり前のようになってきました。

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   結婚相手との出会いのキッカケや場所

 

ゼクシィが既婚者を対象にしたアンケートで

「結婚相手とはどこで出会いましたか?」と聞いたところ、

 

最も多かったのは、「会社の同僚など、仕事関係」(27,5%)

次に「友達の紹介」(25%)

3番目に「学校の同級生や後輩、先輩」(14,4%)となりました。

 

やはり、社会人になると多くの時間を過ごす職場の出会いが多いようです。

 

結婚相手の理想の出会い方については、圧倒的に多かったのは、

「趣味を通じて」(35,5%)という回答でした。

 

できれば興味の合う人や好きなものが合う人と、

出会いたい人が多いようです。

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 マッチングアプリ調査から

 

2020年は新型コロナウイルスによる経済不安の影響から、

1月から10がつまでの妊娠届けの件数が前年同期と比べて、

5,1%減少しました。

 

婚姻届けも前年に比べて減少しています。

 

なぜ未婚化・少子化に歯止めがかからないのでしょうか?

マッチングアプリでどれくらいの人が結婚に至っているのでしょうか?

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  適当な相手にめぐり会わない

 

内閣府が発表した「令和元年度 少子化社対策白書」では、

「いずれ結婚するつもり」と回答した

未婚の18歳~34歳の男女は男性85,7%、女性89,3%にも及びました。

 

一方、25歳か~34歳の未婚者に結婚していない理由を問うと、男女ともに

「適当な相手にめぐり会わない」(男性:45,3%、女性51,2%)が

最も多いいう結果でした。

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  結婚しても大丈夫なのかという不

 

中央大学文学部山田昌弘教授は、

「日本人にはリスクを避けたい意識が強くあり、

結婚に少しでも不安があるとためらう傾向」を分析されています。

 

山田教授は、「昭和時代に主流だった職場結婚は、互いの学歴や職業、

性格、収入まで事前に分かっていたから安心して交際ができ、

結婚に至ることができた。」

 

「現代では、職場や地域での結婚が減少したのに、

偶然の出会いはハードルが高い」と話されました。

 

その理由は、相手の情報を知らない状況で交際を始めるのは、

リスクが伴うと考える人が多いからと言われておられます。

 

リスクが少ない相手と、

コストをかけずに出会う機会が減少していることが、

非婚化に大きく影響していると解説されました。

 

また、若い男性の雇用化が不安定化したのに、

女性には「男性が家計を支える」という考えが

根強くあるとも指摘されています。

 

様々な点で、「結婚しても大丈夫なのか」という不安が

婚姻率を低下させていることを分析。

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ジャーナリストの治部れんげさんは、

現代の若者全体におけるコンプライアンス意識や

真面目な考え方の高まりから、相手から少しでも「NO」があれば

追いかけることが少ないことを指摘。

 

若者は出会いの場を設定されることで、相手を好きになってもいい、

追い求めてもいいと安心できるようです。

 

若者研究家の原田曜平さんは、「決断がない男性が多いから悪い」と

考える女性が多いことを指摘されています。

 

「恋愛や結婚の最終決断を男性がするという共通認識が問題。」

「男女は対等であるべき」と語られておられます。

 

これに対し山田教授は、

「女性が積極的になった方が成婚率が高いというデータもあるので」

「決断力がない男性が多いから結婚できないとは言い切れない」と

話ておられました。

  

自宅にいながら異性と出会えるオンライン婚活は、

コロナ禍が長引く中で活発化しています。

 

マチングアプリアプリのように趣味や専門性の高い仕事など、

コミュニティがたくさんあると参加しやすいのかも知れません。

                   (MONEY PLUS引用)

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  コロナ禍で加速する日本の少子化

 

我が国の少子化対策は、失敗し続けてきました。

菅内閣は、不妊治療の健康保険適応などを検討しています。

 

コロナ禍でさらに出生数の減少が見込まれる今、

私たちが認識しなければいけない日本特有の少子化事情があります。

 

新型コロナ禍は、経済活動だけではなく、

社会の様々な領域に影響を与えています。

 

結婚、出産領域も例外ではありません。

まず、婚姻数が大幅に減少していることがわかります。

 

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           (政策シンクタンクPHP引用)

 

出生数は新型コロナ流行前の懐妊の結果のため、

減少数にれほど大きくありません。

 

ただ、結婚が1年頃の出産が多いこと、

結婚している人もコロナ禍による感染不安、

病院の受け入れの不安で産み控える人が多いこと、

そして、男女交際機会の減少によって、日本の結婚のほぼ2割をしめる

授かり婚」が減少することを考えると、

2021年には大幅な減少が見込まれます。

 

新型コロナ終息後に多少の揺り戻しがあったとしても、

日本社会の少子化というトレンドは中々変わりそうもありません。

 

それは、少子化の最大の原因が、

今の若者の「将来の経済生活への不安」であり、

その根底には「子供に(経済的に)つらい思いをさせたくない」という

意識があります。

 

コロナ禍がその不安を増幅させ、終息後もその不安は強まりすれど、

弱まりそうもないと思えるからです。

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     少子化の要因

 

欧米では日本と違って、同棲や婚外の出生率が極めて多く、

フランスやスウェーデンでは、生まれる子どもの半分以上は婚外子です。

 

しかし、日本や東アジアでは、同棲や婚外子はほとんどいません。

 

同棲率は未婚者の2%未満、婚外子率も2%前後です。

この数字は増える気配はなく、同棲率はかえって低下しています。

 

少子化の要因も異なります。

日本では近年は多少は低下したと言え、

結婚した女性は平均2人程度は産んでいます。

 

同棲率や婚外子率が低いので結婚していない若者が増えたことが

最大の要因です。

 

日本では、親と同居している若者が多いのですが、

20歳~35歳の未婚者の7割は親と同居しています。

 

この状況は、少子化が進む韓国などの東南アジア諸国

イタリアなどの南欧諸国と共通しています。

 

成人すれば親からの自立を求められる

アメリカや北西ヨーロッパ諸国とは大きく違う点です。

 

そしてこの相違が、カップル形成に大きな差をもたらします。

 

二人で暮らした方が経済的に楽なので、

欧米諸国の同棲や結婚のハードルは低くなります。

 

しかし日本や南欧、東南アジア諸国では、親と同居しているから、

結婚して新しい生活を送ることは経済的に苦しくなります。

 

たとえ非雇用で収入が少ない未婚女性でも、

親と同居していればよい生活が送れます。

 

生活水準を落としたくないので、

結婚するなら高収入の男性と考えるのかも知れません。

 

しかし現実には、安定した収入の男性数が減っているため、

結婚せずに親元に留まる若者は増え続けることも、

少子化の大きな要因と言えそうです。

 

また、欧米では男女交際も盛んです。

しかし、今の日本の若者は恋人をもつ未婚者の割合は

2000年をピークにして減少しつつあります。

 

欧米では、若い男女は放っておいてもカップルになりますが、

日本では相手を見つけるところから、

対策をしなければならないようです。

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   子育てに関する親の意識の違い

 

子育てに関する親の意識も、欧米と東アジア諸国では大きく異なります。

 

欧米では子育ては高校卒業で終了とみなされるようです。

成人すれば自立が求められ、高等教育費用を出す親は多くはないようです。

 

しかし日本や東アジアでは、子どもに尽くす親が多く、

子どもの数を絞り、教育費用を十分にだせる相手との結婚を望みます。

 

子どもが成人しても、

親が学卒後の子どもの面倒をみざる得ないケースも増えています。

           (政策シンクタンクPHP 筆者 山田昌弘氏引用)

 

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        最後に

 

動物の親は、子供にエサの取り方や危険なことなどを子どもに教え、

自立をうながします。

 

そうしないと、次の子どもを産んで育てられないからです。

動物は子孫繁栄というDNAに素直に従っているだけなのでしょう。

 

人にもそのDNAは備わっているはずなのに、

価値観や感情など様々なものが、子孫繁栄という行動にすんなりとは

以降できないようです。

  

欧米では、高等教育まであたりが親の子育ての責任と考え、

自立をうながします。

 

そのことで、一人で暮らすより二人で暮らす方向へいき、

同棲や結婚となりやすいようですが、

日本では同棲は、あまり良い印象はもたれていない気がします。

 

恋愛中のカップルが1分1秒でも長い時間、一緒にいたいと考えた時、

同棲という選択しもあると思います。

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フランスやスウェーデンでは生まれる子どもの

半分以上が婚外子のようです。

それもごく自然な気がします。

  

婚外子・・・日本ではどうでしょうか?

 

女性には産む産まないの権利がありますが、

少子化の裏で多くの女性が、

産まない決断をしているのかも知れません。

 

ではなぜ産まないのでしょうか?

 

日本では、子どもは結婚している夫婦の間に生まれた子ども以外は、

あまり歓迎されない社会の雰囲気があるからではないでしょうか?

 

ある意味日本では、

生まれる前から差別的な雰囲気がある気がします。

 

だから、熊本の慈恵病院の「あかちゃんポスト」や「内密出産」の

仕組みが必要になってしまうのではないでしょうか?

 

次回は少子化対策について書きたいと思っています。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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少子化についてⅠ未婚化・晩婚化の原因

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

5月5日は子どもの日でしたが、子どもの日に考えることは、

やはり少子化問題ではないでしょうか?

 

簡単に答えが出ない問題なので、今までの歴代の政府が

これという対策を打てないまま、今日にいたっています。

 

超底辺ブロガーのゲラチーが、

こんな難しい問題の記事を書いても・・・と思いつつ、

おバカでも記事を書く自由はあるでは?ということで書いてみます。

 

まずはは未婚化・晩婚化の原因についてです。

 

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   子どもが人口に占める割合は11,9%

 

5月5日は子どもの日でした。

総務省では毎年この時期になると、「子どもの日」にちなんで

国内外の子どもの人数などをとりまとめたレポートを発表しています。

 

今年も5月4日付で

「我が国のこどもの数-「こどもの日」にちなんで-(人口統計から)」が

発表されました。

 

それによれば日本の子供(14歳以下)の人口は2021年4月1日時点で

1493万人であることが明らかにされました。

 

これは去年の同時期と比べ19万人の減少で、1982年から40年連続の減少。

 

子どもの総人口に占める比率は11,9%で全年比マイナス0,1ポイント。

また、統計記録のある1950年分以降では、過去最低値を示しています。

                    (Copyright(C)2021引用)                       f:id:gerati:20210412122649j:plain   

   子どもの割合が最低の日本 

 

合計特殊出生率が戦後最小の1,57まで落ち込み、

「1,57ショック」と新聞にデカデカと報じられたのは1989年のことです。

 

今にして思えば、それは序章にすぎなかったのです。

子どもの数は40年間減り続けています。

 

国連が人口統計年鑑2019年版によると、

人口4000万人以上の世界33か国中、子どもの割合は日本が最低で、

次いで韓国の12,2%、イタリアの13,3%、ドイツの13,61%でした。

 

さらに、新型コロナウイルス流行による産み控えで、

2021年の出生数は大きく落ち込むと見られており、

少子化傾向は一段と加速しそうです。

 

政府は、少子化対策子育て支援など、

子どもに関する行政を一元化的に担う

「子ども庁」創設に向けた検討を進めています。

 

果たして、歴代の政権が効果的な手を打てず、

長年にわたって定着した低出生率を反転させることは

可能なのでしょうか?        (nippon.con引用)

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        少子化の変遷

 

戦後の日本は経済成長による所得水準の向上、

国民皆保険、皆年金などの社会保障の充実、

医療技術の向上等により豊かな生活環境が整ってきており、

1960年頃からは、それまでの多産少死から少産少死への人口転換が進み、

1975年前後までの合計特殊出生率は、

人口水準前後の2,1前後で推移してきました

 

1971~74年の第二次ベビーブーム以降、

第一次オイルショックによる経済的な混乱や、人口増加傾向を受けて、

静止人口を目指す考え方が普及したこと等により、

生まれるこどもの数が減少し続けるようになり、

1975年に合計特殊出生率は2,0を割り込む1,91まで低下しました。

 

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     80年代以降の少子化の要因

 

少子化に要因を与える要因として、

非婚化、晩婚化及び結婚している女性の出生率の低下が考えられます。

 

1970年代後半からは、20歳代女性の未婚率が急激に上昇したほか、

結婚年齢が上がるなど晩婚化も始まり、1980年代に入ってからは、

30歳以上の女性の未婚率も上昇しており、

晩婚と合わせて未婚化も進むこととなりました。

 

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     女性の社会進出・価値観の多様化

 

1985年に男女雇用均等法が成立し、女性の社会進出が進む一方で、

子育て支援体制が十分でないことなどから、

仕事との両立に難しさがあるほか、

子育て等により仕事を離れる際に職失う所得(機会費用)が大きいことも、

子どもを産むという選択に影響している可能性があります。

 

また、多様な楽しみや単身生活の便利さが増大するほか、

結婚や家族に対する価値観が変化していることなども、

未婚化・晩婚化に繋がると考えられます。

                  (内閣府ホームページ引用)

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    非婚化・晩婚化が加速する原因

 

非婚化や晩婚化の原因では6つの原因が考えられます。

1、経済的理由

2、子どもを自立させない親

3、高学歴

4、女性の社会進出

5便利な生活

6、お見合い離れ

 

それぞれ19990年以降の現在の社会の状況を表しているように見えます。

まず、1の経済的事情です。

 

子の大きな起因は、バブル崩壊した1990年以降、

企業に雇用される労働者の割合で、

非雇用の人材が増加したことにあります。

 

その結果、1997年(平成9年)以降、年々平均収入が下がり、

被雇用者と正規雇用者間の収入差が生じることになりました。

 

年収が少ない人は余裕のある生活が営めず、

結婚に対して後ろ向きになる傾向があります。

 

婚姻率をみると、非正規雇用労働者は正規労働者に比べて、

どの世代とも平均よりも低い数値になるようです。

 

4の女性の社会進出は1985年に制定された「男女雇用機会均等法」が

きっかけとなり、職場での女性の処遇や労働条件が改善されたことが

関係してると言えます。

 

5の便利な生活は、今の時代近くにお店がたくさんあったり、

インターネットで買い物ができたりと、

便利な生活が当たり前のようにできます。

 

最後の6のお見合い結婚は、

親類のおばさんや近所の世話好きのおばさんが、

お見合いをすすめてくれるということは、なくなりました。

 

1970年を境に「お見合い結婚」と「恋愛結婚」の割合が逆転し、

現代では恋愛結婚が多くなっています。

 

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   非婚化・晩婚化の本当の理由?

 

上記の6つの原因もあるかも知れませんが、

これらの外敵要因もありますが、

次の2つの理由も考えられます。

 

1、生き方や働き方に対する「価値観の多様化」

2、人生や老後に対する「プランニングの欠如」

 

2の影響は大きいと考えられます。

今がよければ、今やりたいことがあるからという、

今を基準に考える傾向が強く、

老後を含めた未来や自身の将来を見据えた考え方が

あまり浸透していないからかも知れません。

               (ファイナンシャルシールド引用)

 

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        自由を失いたくない

 

晩婚化が進んでいる日本ですが、

それではなぜ結婚しない人が増えているのでしょうか?

 

国立社会保障・人口問題研究所が18歳から34歳の独身者に

「独身にとどまっている理由」を聞いたところ、

18歳から24歳の若い年齢層では「まだ若すぎる」

「仕事(学業)打ち込みたい」「まだ必要を感じない」などの

結婚しない理由が選ばれています。

 

25歳から34歳の層では、

「適当な相手にめぐり会わない」という理由が

最も多くなっています。

 

ただ、この年齢層に至っても「まだ必要性を感じない」や

「自由さ気楽さを失いたくない」という理由も多く、

特に「自由さを失いたくない」は、

若い年齢層よりも多く選ばれています。

              (公益法人 生命保険文化センター引用)

 

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     最後に

 

未婚化・晩婚化の原因なんてタイトルになってますけど、

100人の若い男女がいたら、

100人のそれぞれの理由や考えがあって当たり前だと思います。

 

それほど世の中の若い男女の結婚についての考え方は、

多様化しているようです。

 

未婚化・晩婚化の原因はそれぞれで、簡単には説明できません。

 

しかし、適当な相手にめぐり会えないからっていう理由は、

どうなんでしょうか?

 

適当って・・・今の若い方たちにとって結婚って、

そんなレベルなんでしょうか?

 

結婚は、契約という考え方もありますから、

束縛される面もする面も両方確かにあります。

 

それでも、お互いを尊重して、楽しく生活したいですね。

結婚は生活という日常を、淡々とこなす日々の積み重ねでもあります。

 

自由や気楽さを失いたくない気持ちがあるうちは、

結婚してもうまくいかないかもしれませんね。

 

次回は、マチングアプリについて書きたいと思っています。

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

 

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