ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

少子化についてⅠ未婚化・晩婚化の原因

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

5月5日は子どもの日でしたが、子どもの日に考えることは、

やはり少子化問題ではないでしょうか?

 

簡単に答えが出ない問題なので、今までの歴代の政府が

これという対策を打てないまま、今日にいたっています。

 

超底辺ブロガーのゲラチーが、

こんな難しい問題の記事を書いても・・・と思いつつ、

おバカでも記事を書く自由はあるでは?ということで書いてみます。

 

まずはは未婚化・晩婚化の原因についてです。

 

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   子どもが人口に占める割合は11,9%

 

5月5日は子どもの日でした。

総務省では毎年この時期になると、「子どもの日」にちなんで

国内外の子どもの人数などをとりまとめたレポートを発表しています。

 

今年も5月4日付で

「我が国のこどもの数-「こどもの日」にちなんで-(人口統計から)」が

発表されました。

 

それによれば日本の子供(14歳以下)の人口は2021年4月1日時点で

1493万人であることが明らかにされました。

 

これは去年の同時期と比べ19万人の減少で、1982年から40年連続の減少。

 

子どもの総人口に占める比率は11,9%で全年比マイナス0,1ポイント。

また、統計記録のある1950年分以降では、過去最低値を示しています。

                    (Copyright(C)2021引用)                       f:id:gerati:20210412122649j:plain   

   子どもの割合が最低の日本 

 

合計特殊出生率が戦後最小の1,57まで落ち込み、

「1,57ショック」と新聞にデカデカと報じられたのは1989年のことです。

 

今にして思えば、それは序章にすぎなかったのです。

子どもの数は40年間減り続けています。

 

国連が人口統計年鑑2019年版によると、

人口4000万人以上の世界33か国中、子どもの割合は日本が最低で、

次いで韓国の12,2%、イタリアの13,3%、ドイツの13,61%でした。

 

さらに、新型コロナウイルス流行による産み控えで、

2021年の出生数は大きく落ち込むと見られており、

少子化傾向は一段と加速しそうです。

 

政府は、少子化対策子育て支援など、

子どもに関する行政を一元化的に担う

「子ども庁」創設に向けた検討を進めています。

 

果たして、歴代の政権が効果的な手を打てず、

長年にわたって定着した低出生率を反転させることは

可能なのでしょうか?        (nippon.con引用)

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        少子化の変遷

 

戦後の日本は経済成長による所得水準の向上、

国民皆保険、皆年金などの社会保障の充実、

医療技術の向上等により豊かな生活環境が整ってきており、

1960年頃からは、それまでの多産少死から少産少死への人口転換が進み、

1975年前後までの合計特殊出生率は、

人口水準前後の2,1前後で推移してきました

 

1971~74年の第二次ベビーブーム以降、

第一次オイルショックによる経済的な混乱や、人口増加傾向を受けて、

静止人口を目指す考え方が普及したこと等により、

生まれるこどもの数が減少し続けるようになり、

1975年に合計特殊出生率は2,0を割り込む1,91まで低下しました。

 

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     80年代以降の少子化の要因

 

少子化に要因を与える要因として、

非婚化、晩婚化及び結婚している女性の出生率の低下が考えられます。

 

1970年代後半からは、20歳代女性の未婚率が急激に上昇したほか、

結婚年齢が上がるなど晩婚化も始まり、1980年代に入ってからは、

30歳以上の女性の未婚率も上昇しており、

晩婚と合わせて未婚化も進むこととなりました。

 

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     女性の社会進出・価値観の多様化

 

1985年に男女雇用均等法が成立し、女性の社会進出が進む一方で、

子育て支援体制が十分でないことなどから、

仕事との両立に難しさがあるほか、

子育て等により仕事を離れる際に職失う所得(機会費用)が大きいことも、

子どもを産むという選択に影響している可能性があります。

 

また、多様な楽しみや単身生活の便利さが増大するほか、

結婚や家族に対する価値観が変化していることなども、

未婚化・晩婚化に繋がると考えられます。

                  (内閣府ホームページ引用)

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    非婚化・晩婚化が加速する原因

 

非婚化や晩婚化の原因では6つの原因が考えられます。

1、経済的理由

2、子どもを自立させない親

3、高学歴

4、女性の社会進出

5便利な生活

6、お見合い離れ

 

それぞれ19990年以降の現在の社会の状況を表しているように見えます。

まず、1の経済的事情です。

 

子の大きな起因は、バブル崩壊した1990年以降、

企業に雇用される労働者の割合で、

非雇用の人材が増加したことにあります。

 

その結果、1997年(平成9年)以降、年々平均収入が下がり、

被雇用者と正規雇用者間の収入差が生じることになりました。

 

年収が少ない人は余裕のある生活が営めず、

結婚に対して後ろ向きになる傾向があります。

 

婚姻率をみると、非正規雇用労働者は正規労働者に比べて、

どの世代とも平均よりも低い数値になるようです。

 

4の女性の社会進出は1985年に制定された「男女雇用機会均等法」が

きっかけとなり、職場での女性の処遇や労働条件が改善されたことが

関係してると言えます。

 

5の便利な生活は、今の時代近くにお店がたくさんあったり、

インターネットで買い物ができたりと、

便利な生活が当たり前のようにできます。

 

最後の6のお見合い結婚は、

親類のおばさんや近所の世話好きのおばさんが、

お見合いをすすめてくれるということは、なくなりました。

 

1970年を境に「お見合い結婚」と「恋愛結婚」の割合が逆転し、

現代では恋愛結婚が多くなっています。

 

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   非婚化・晩婚化の本当の理由?

 

上記の6つの原因もあるかも知れませんが、

これらの外敵要因もありますが、

次の2つの理由も考えられます。

 

1、生き方や働き方に対する「価値観の多様化」

2、人生や老後に対する「プランニングの欠如」

 

2の影響は大きいと考えられます。

今がよければ、今やりたいことがあるからという、

今を基準に考える傾向が強く、

老後を含めた未来や自身の将来を見据えた考え方が

あまり浸透していないからかも知れません。

               (ファイナンシャルシールド引用)

 

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        自由を失いたくない

 

晩婚化が進んでいる日本ですが、

それではなぜ結婚しない人が増えているのでしょうか?

 

国立社会保障・人口問題研究所が18歳から34歳の独身者に

「独身にとどまっている理由」を聞いたところ、

18歳から24歳の若い年齢層では「まだ若すぎる」

「仕事(学業)打ち込みたい」「まだ必要を感じない」などの

結婚しない理由が選ばれています。

 

25歳から34歳の層では、

「適当な相手にめぐり会わない」という理由が

最も多くなっています。

 

ただ、この年齢層に至っても「まだ必要性を感じない」や

「自由さ気楽さを失いたくない」という理由も多く、

特に「自由さを失いたくない」は、

若い年齢層よりも多く選ばれています。

              (公益法人 生命保険文化センター引用)

 

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     最後に

 

未婚化・晩婚化の原因なんてタイトルになってますけど、

100人の若い男女がいたら、

100人のそれぞれの理由や考えがあって当たり前だと思います。

 

それほど世の中の若い男女の結婚についての考え方は、

多様化しているようです。

 

未婚化・晩婚化の原因はそれぞれで、簡単には説明できません。

 

しかし、適当な相手にめぐり会えないからっていう理由は、

どうなんでしょうか?

 

適当って・・・今の若い方たちにとって結婚って、

そんなレベルなんでしょうか?

 

結婚は、契約という考え方もありますから、

束縛される面もする面も両方確かにあります。

 

それでも、お互いを尊重して、楽しく生活したいですね。

結婚は生活という日常を、淡々とこなす日々の積み重ねでもあります。

 

自由や気楽さを失いたくない気持ちがあるうちは、

結婚してもうまくいかないかもしれませんね。

 

次回は、マチングアプリについて書きたいと思っています。

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

 

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