ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

さくらんぼの話

             (紅さやか


当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

以前書いた昆虫食の記事の中で、

昆虫の自販機が全国展開していると書きました。

 

先日テレビで昆虫の自販機に品物を入れていたのですが、

袋の中身にサソリが入っていて、ビックリです。

 

でも、サソリは即完売だそうです。

製品の値段は1100円~2600円で意外と高いのにもビックリ!

 

それでも売れているのは、まだ、物珍しさの段階なのか?

すでに根付いているのか?どちらなんでしょうね。

 

ザリガニはエビの味がするようなのですが、

もしかしてサソリもエビの味がするのかなぁ~・・・

 

思った以上に昆虫食の自販機は定着していると思いました。

 

サソリなど日本に無い昆虫が入っているので、

品ぞろえを見ると海外の輸入品だと思います。

 

輸入品なので値段も高いのではないでしょうか?

      

話は変わって、6月が旬の果物にびわとサクランボがあります。

 

今年はびわが不作ということで、

スーパーでは昨年の2~3割高いので手が出ません。

他の果物と比べると、割高感は否めません。

 

びわって、種が大きくて食べる実の部分が少ないので、

びわを買うより、少しお金を足してメロンを買った方が、

数段お得感があります。

 

というわけで今年はびわは食べてません!

来年はびわ狩りに行って、思いっ切りびわを食べるぞー!!

 

今回は今が旬のサクランボについてです。

ニュースで都内の八百屋さんが、

アメリカンチェリーと佐藤錦を同じ値段の498円で

売らなくてはならない状況で、困っておられました。

 

昨年までは、アメリカンチェリーは日本のサクランボより、

2割ほど安かったのですが、

今年は円安で同じ値段だということです。

 

二つが同じ値段なら私は佐藤錦を買います。

 

円安の影響は、身の回りに広がっていきそうです。

今回は、

1 さくらんぼの歴史

2 さくらんぼの品種

について書きました。

 

             (佐藤錦

  さくらんぼの歴史

 

さくらんぼ、または桜桃は、

バラ科サクラ属サクラ亜族の果樹であり

ミザクラ類の果実で食用です。

 

花を観賞する品種のサクラでは実は大きくなりません。

 

果樹であるミザクラには東洋系とヨーロッパ系があり、

日本で栽培される大半はヨーロッパ系です。

 

品種は非常に多く1000種を超えるとされています。

 

さくらんぼは有史以前から食べられていました。

セイヨウミザクラはイラン北部からヨーロッパ西部にかけて

自生していました。

 

また別の種であるスミミザクラの原産地は

アジア西部のトルコ辺りです。

 

この2種は黒海沿岸からヨーロッパ諸国へ伝わり、

特にイギリス・フランス・ドイツで普及しました。

 

名称がノルマン人によってシェリーズ(cherise)となり、

イングランドに渡りシェリー(chery)になり、

英語のcherryになったと言われています。

 

16世紀ごろから本格的に栽培されるようになり、

17世紀にはアメリカ大陸に伝えられました。

      

一方、中国には昔からカラミザクラがあります。

日本には江戸時代に清から日本に伝えられ、

西日本でわずかに栽培されています。

 

木材として家具や彫刻などに使われています。

「桜桃」という名称は中国から伝えられたものです。

 

セイヨウミザクラが日本に伝えられたのは明治初期で、

ドイツ人ガルトネルによって北海道に植えられたものが

始まりとされています。

 

その後、北海道や山形県をはじめとする東北地方に広がり、

各地で改良が重ねられました。 (ウイキペディア引用)

 

さくらんぼの主な産地は山形県で、

国内でのさくらんぼのほとんどが、

山形県で収穫されています。

 

他の産地は、北海道、山梨県青森県などです。

     

  さくらんぼの品種

 

さくらんぼの品種を調べてみたのですが、

確かに種類がすごく多いです!

 

種類が多すぎるので、

山形県のホームページや果物ナビを参考に選びました。

       早生種

 

          (ウイキペディア引用)

 

高砂(たかさご)

高砂アメリカのオハイオ州で育成されたさくらんぼです。

 

アメリカ名は「ロックポート・ビガロー」と言い、

日本には1872年に導入され、

1911年に高砂と名づけされました。

 

重さは5~7gで、果肉は少し柔らかく種は大きめです。

糖度が高く酸味も適度に含んでいて、

バランスがとれています。

 

豊錦(ゆたかにしき)

豊錦は山梨県の農園で誕生したさくらんぼです。

 

シャボレーや高砂佐藤錦などが植えられているさくらんぼ園で

偶発実生として発見され、育成者の斎藤氏によって、

1986年に品種登録されました。

 

現在も山梨県を中心に栽培されています。

 

鮮やかな赤色をしていて、果肉はクリーム色で柔らかく、

ほどよい甘みと優しい酸味があり、果汁も豊富です。

 

           (山形県ホームページ引用)

紅さやか

山形県園芸試験場において1979年に佐藤錦セネカ

1924年ニューヨーク州農業試験場で育成された品種)

の交配により育成した品種。1991年に品種登録されました。

 

ジャムやワインの加工用にも用いられます。

 

香夏錦

香夏錦は「佐藤錦」「高砂」を交配して生まれたさくらんぼです。

1984年に品種登録されました。

 

サイズは6~7gくらいの中玉で、果肉は美密でやわらかく、

甘みが強く酸味はまろやかです。

 

          (山形県ホームページ)

紅ゆたか

山形県園芸試験場が1990年に交配し、

2009年に品種登録しています。

 

佐藤錦より数日早い6月中旬に収穫できる早生品種で、

結実は良好で、果実の大きさは6~9g程度で、

早生品種としては大玉です。

 

正光錦(せいこうにしき)

正光錦は福島県で誕生したさくらんぼです。

 

福島県伊達市の佐藤正光氏が「香夏錦」の

自然交雑実生を発見して育成しました。

 

1987年に品種登録されています。

鮮やかな赤色で7~8gで、果汁が多めで酸味が少なく、

しっかりと甘さが感じられます。

 

        中生種

 

            (山形県ホームページ引用)

 

佐藤錦(さとうにしき)

佐藤錦は、山形県の佐藤栄助氏が「ナポレオン」と「黄玉」を

掛け合わせて育成したさくらんぼです。

 

育成が行われたのは大正時代で、

1928年に苗木商の岡田東作氏により

佐藤錦と名づけられました。

 

         (山形県ホームページ引用)

 

紅きらり

山形県園芸試験場が1989年に交配し、

2008年に品種登録しています。

 

さくらんぼでは極めて珍しい自家和合性の品種で、

自分の花粉だけで結実します。

 

果実は8~9gと大きく、着色・外観が良好で酸味は少ない。

 

            (ウイキペディア引用)
ナポレオン

ナポレオンは

17世紀頃にヨーロッパで栽培がおこなわれていたという

歴史の古いさくらんぼです。

 

日本には明治時代にアメリカから導入され、

その後山形県を中心にさくらんぼ栽培が本格化していく中で、

その礎となった品種の一つです。

 

光沢のある紅色で、果肉はやや硬く、

強い甘みの中に適度な酸味も含まれ、

濃厚な甘酸っぱさが楽しめます。

     

        晩生種

 

         (山形県ホームページ引用)

 

紅秀峰(べにしゅうほう)

紅秀峰は山形県の園芸試験場で「佐藤錦」と「天香錦」を

交雑して育成されたさくらんぼです。

 

1979年に交雑が行われ、1991年に品種登録されました。

果実のサイズは10g前後で、鮮やかな紅色です。

 

大粒で果肉がしっかりしているので、

日持ちが良いのも特徴です。

酸味が少なく糖度が高く、果汁も豊富。

 

生産量は佐藤錦に次いで2位です。

 

           (山形県ホームページ)

紅てまり

紅てまりは「佐藤錦」と「ビック」を

掛け合わせて育成したさくらんぼです。

 

1980年に山形県寒河江市にある園芸試験場で交雑・育成され、

2000年に品種登録されました。

 

サイズが大きいのが特徴で、重さは10g以上にもなります。

濃い紅色に着色し、果肉は固めで果汁が豊富です。

 

強い甘みの中に程よい酸味があり、甘酸のバランスも良好です。

 

大将錦

大将錦は、山形県上山市の加藤勇氏の農園で発見された

偶発実生のさくらんぼです。

 

品種登録されたのは、1990年です。

 

発見された農園には、佐藤錦やナポレオン、高砂などが

植えられていましたが、

大将錦の親がどれなのか分かっていません。

 

果実は10gと大きく、果肉がかたくしっかりしています。

綺麗な赤色で果汁が豊富で糖度が高く、酸味も穏やかです。

 

月山錦

月山錦は中国の大連市で誕生した黄色いさくらんぼです。

粒が10~15gと大きく果肉は詰まっています。

 

糖度が高くて酸味が少ないので、

しっとりと甘さを感じられます。

             

 

         (山形県ホームページ)

南陽

南陽

「ナポレオン」の自然交雑種実生から育成された品種です。

 

山形県農業試験場において選抜・育成され、

1978年に名称登録されました。

 

重さは8~10g程度と親のナポレオンよりも少し大きめです。

地色が黄色で日光が当たると紅色に着色します。

 

果肉は微密でしっかりとしていてジューシー。

酸味は少なく甘味が多く食味は良好です。

 

北光(水戸)

ほっこうは、明治時代に北海道小樽市の農園で

偶然実生として発見されたさくらんぼです。

 

当初は農園主の名前から「藤野」と名づけられましたが

のちに「北光(ほっこう)」と命名されました。

 

北光には別名水門という名があります。

発見された農園が水門の近くだったことが由来です。

 

濃い赤色が着色します。

果肉はやわらかめで糖度が高く、

適度に酸味もあり濃厚な味わいです。

       (果物ナビ・山形県ホームページ引用)

     

     最後に

さくらんぼって、沢山の種類があるんですね。

知りませんでした。

 

食べたことがないさくらんぼがほとんどで、

色々なさくらんぼが食べてみたくなりました。

 

さくらんぼの旬は本当に短いです。

最初の写真の紅さやかは、一度しか食べられませんでした。

 

紅さやかは、少し酸味がありますが、

それが清々しい美味しさになっています。

 

佐藤錦は、色はあまり赤くありませんが、

酸味が少なく上品な甘さだと思います。

 

さくらんぼって・・・可愛くて

食べるとなんだかウキウキできて好きです。

お弁当の彩には重宝します。

 

さくらんぼの旬は本当に短くて、

すぐにスーパーで見かけなくなるので寂しくなります。

 

来年は、本当にさくらんぼ狩りに行きたいです!

 

ちなみにゲラチーが行ったことのある○○狩りは、

イチゴ狩りが2回と梨狩りが2回だけです。

 

コロナも収束に向かっているので、

色々な○○狩りに行きたいですね。

 

果物は何といっても、

木で熟したものが一番美味しいと思います。

 

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。