ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

水素は次世代を支えるエネルギー?

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当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

近所の桜は散りましたが、

昨年の秋に植えた色とりどりのチューリップが

風に揺れていて可愛いくて、思わず笑みがこぼれます。

 

花でも春は感じますが、食べ物でも春は感じられます。

金曜日、スーパーでタケノコを買いました。

 

茹でて、穂先の方はタケノコご飯にして、その下は煮物、

一番市の部分は、チンジャオロースなどの炒め物に

使っています。

 

今回のタケノコはあまり大きくないので、

タケノコご飯とチンジャオロース用くらいで終わりです。

 

もう1回くらいはタケノコ買えるかな?

 

先日、グリーンピースご飯を作ったのですが、

やはり豆の香りに春を感じました・・・

 

春は心がおどる心地よい季節で好きです。

皆様は、どんな春を満喫されているのでしょうか?

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先日、首都圏と東北が計画停電になるかも知れないという日が

ありました。

 

このことからみても、日本のエネルギーの現状が

危機的状況にあることが分かります。

 

日本は脱炭素化で化石燃料から

クリーンエネルギーへの転換が急がれています。

 

エネルギーは私たちの暮らしに直結することなので、

関心をもっています。

 

水素のことは、チンプンカンプンなのですが、

理解する努力はしたいと思っています。

今回は、

1,水素は最先端のエネルギー?

2,岸田首相、液化水素運搬船を視察

3,液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」とは

4,水素サプライチェーンの構築

について書きました。

 

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 水素は最先端のエネルギー?

 

水素は、持続可能なまちの実現に向けて、

様々なところで実証試験などが進められている、

最先端のエネルギーです。

 

水素・燃料電池関連の産業の市場規模は、

2030年には約1兆円、2050年には8兆円規模になると

試算されています。

 

また、日本は現在、水素から電気をつくるしくみである

燃料電池」の分野において、世界で一番多くの新しい技術を

生み出しています。

 

水素が身近なエネルギーとして利用されるためには、

安価で安定した水素の流通が必要となります。

 

水素を大量に製造し、効率的に輸送・貯蔵し、

効果的に利用するまでの流れを確立していくことが大切です。

 

水素サプライチェーン構築実事業は、

オーストラリアで水素を製造し、

神戸まで海上輸送した後、水素を荷揚げ、

貯蔵までする世界初のプロジェクトです。

 

未使用エネルギーである

褐炭(かったん=水分を多く含んだ石炭)

から水素を製造します。

 

褐炭は輸送時に乾燥して自然爆発するなど、

取扱が困難なことから、

オーストラリアでも限定的に利用されている資源です。

 

この資源を活用し水素を製造することで、

安価で安定した水素の供給が期待されています。

 

さらに、オーストラリア政府とビクトリア州政府は、

水素の製造時に排出される二酸化炭素を回収し、

貯蔵する取り組み

「Carbon Net Project(カーボンネットプロジェクト)」

を推進しています。

 

将来は、褐炭から水素を製造するプロジェクトとの連携を

見据えていて、

二酸化炭素を排出しない水素(CO2フリー水素)の

供給への期待が高まっています。  (神戸市役所引用)

 

 

 

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岸田首相液化水素運搬船を視察

 

岸田首相は、2022年4月9科日岸田首相は神戸港を訪れ、

世界で初めて大規模な液化水素の会場輸送に成功した

運搬船「すいそ ふろんてぃあ」を視察しました。

 

首相は、脱炭素社会を支える次世代クリーンエネルギーとして

期待される水素をクリーンエネルギー戦略の柱に据え、

早期の導入拡大に向けた支援策を打ち出すと表明しました。

 

運搬船は2021年12月に神戸港を出港し、

オーストラリアで水素を積み、

2月に帰港しました。

 

首相は

ウクライナ情勢を背景にエネルギーのあり方が

 大きく問われている」

 

「事業の成功はカーボンニュートラルの歩みを

 力強く後押ししていく」

と称賛しました。

 

燃やしても二酸化炭素(CO2)を出さない水素は、

自動車燃料など幅広い活用が見込まれています。

 

首相は、「脱炭素化には水素社会の構築が大きなカギになる」

    「大胆な支援策を講じていきたい」と述べられました。

 

これに先立ち、首相は神戸市内でバイオ関連企業などの研究拠点

「クリエイテイラボ神戸」を視察。

 

バイオや創薬など新興企業経営者らと

車座で意見を交わしました。

 

出席者から資金調達の困難さを伝えられると、

支援を検討する考えを示しました。

 

自身が掲げる「新しい資本主義」の実効計画に

バイオものづくり分野への重点投資を盛り込む方針です。

                    (読売新聞引用)

 

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液化水素運搬船

    「すいそ ふろんてぃあ」とは

 

2020年3月9日、川崎重工業株式会社神戸工場において、

世界発の液化水素船「すいそ ふろんてぃあ」の

命名進水式が行われました。

 

同社幡麿工場で製造した1,250㎥の液化水素貯蔵タンクを搭載し、

2020年秋に竣工しました。

 

本船は、マイナス253°に冷却され、

体積が気体の800分の1となった液化水素を、

安全かつ大量に長距離海上輸送するために開発されました。

 

液化水素貯蔵タンクは内外に2つ重ねてその間を真空にする

「真空断熱二重構造」を採用し、内側タンクの支持部に

ヘリコプターのローターブレードにも使われる

高い強度を持ちつつ熱電導を抑制することが可能な

ガラス繊維強化プラスチックを使用しています。

 

陸上用液化水素タンクや液体天然ガス用タンクの製造で培った

極低温設備の製造ノウハウを終結し、

究極の断熱性能を実現しています。 

            (新エネルギー財団引用)

 

Hy touch 神戸 実証試験完遂

 

2022年4月9日、実証試験を完遂したことを記念し、

式典が開催され、岸田首相が式典の挨拶をされました。

 

「ハイタッチ神戸」は

マイナス253°の極低温で液化した水素タンクと、

液化水素を船から陸上に輸送する設備などで

構成されています。

 

水素貯蔵タンクのの容量は2250㎥と国内最大で、

川崎重工がロケット燃料用の液体水素タンクの建造や

運用で培ったノウハウを生かしています。

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 水素サプライチェーンの構築

 

川崎重工岩谷産業電源開発(jパワー)や丸紅、

豪AGL、住友商事の6社が参画して水素サプライチェーン

実証するオーストラリア側のコンソーシアムは

2021年3月12日、オーストラリア連邦政府、

ビクトリア州政府、在豪日本政府の関係者に対し、

同国ビクトリア州に建設・稼働した

褐炭ガス化・水素精製設備を公開しました。

 

ビクトリア州ライトロープバレーから産出される褐炭から

水素を製造し、同州へイスティングス港で液化・積荷し、

日本の神戸液化水素荷役実証ターミナル(Hy touch神戸)に

輸送することで、水素サプライチェーン構築に必要な

一連の技術を実証します。

 

2020年に11月に川崎重工岩谷産業

水素液化・積荷基地を建設し、

2021年にJパワーが褐炭ガス・水素精製設備を稼働しました。

              (メガソーラービジネス引用)

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     最後に

 

川崎重工の船がオーストラリアから水素を運んできたのは、

ニュースで見て知っていましたが、

オーストラリアとこんなに大掛かりなサプライチェーン

構築していたとは知りませんでした。

 

水素というと水素電池くらいしか思い浮かびませんでした。

 

すいそ ふろんてぃあ・・・凄い船を作りましたね。

これぞ日本って感じの船ですね。

 

水素をエネルギーとして使えるようになるのは、

まだまだ先の話のようですね。

 

2030年の目標で水素アンモニアは、1%になっています。

そんなレベルです。

 

身近なところでは、自動車ということになるのでしょうが、

それもまだまだ、少数派という感じでしょか?

 

でも、遠い将来、

確実に増えていくエネルギー源になると思います。

 

今回の記事は、水素のことは全く知らないゲラチーが、

頑張って書いた・・・ということで・・・

 

今日はこの辺で失礼します。

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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