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今回は、レモネードスタンドについてです。
ニュースでレモネードスタンドのことを見るまでは、
全く知らなかったので、同じように知らない方の
参考になればと思い記事を書きました。
(ウイキぺギア引用)
夏のアメリカの風物詩
教育的なメリット
レモネードスタンドとは主に米国において、
レモネードを販売するために子供自身が所有、
運営する事業のことを言います。
無数のパロディやバリエーションが広く知られるほど、
夏のアメリカの風物詩的なものになっています。
この用語は、アイスティーなど他の飲料を売る
売店を示すものにも使用されます。
米国では、無許可レモネードスタンドの許可に関する規制で
問題を抱えています。
スタンドは折りたたみのテーブルでもよく、典型的なものでは
ベニヤ板や段ボールなどで作られることもあり、
紙製の看板で宣伝することも多いようです。
レモネードスタンドは、子供が幼い頃に
ビジネス体験をするための方法とみなされることがあります。
利益、経済的自由、そしてチームワークを
レモネードスタンドが植え付けることができれる特製に
しばしば起因すると言われています。
しかし、実際のビジネスとは異なり、
彼らは自由な労働力と家賃の恩恵を受けており、
費用が不足している可能性はあります。
合法性
一部の地域では、レモネードスタンドは事業許可なしでの運営、
健康法の厳守の欠如、場合によっては児童労働法など、
いくつかの法律の違反になるとされています。
レモネードスタンドへの起訴は非常にまれですが、
市民の抗議によって閉鎖されることが知られています。
一例として、子供が開いていたレモネードスタンドが、
2015年6月にテキサス州オーバートンの町で閉鎖されました。
母親が許可を得ようとした時、
彼女のキッチンの許可が要求されました。
2018年、レモネードの人気ブランド『カントリータイムス(英語版)』
を擁するクラフト・ハインツはリーガルエイド(法的な支援)を
設立しました。
2017、2018年中に当局から罰金を科せられた子供と、
これから販売許可を取得しようとする子供に、
最大300ドル(約3万3000円)を支援するそうです。
ニューヨーク州議会は2019年に法案を成立させましたが、
これが可決されれば、未成年者が運営するレモネードスタンドを
合法的にし、ほとんどの親制を免除することを明示します。
その時点で、米国の14州は許可なしにレモネードスタンドの出店を
明示的に許可しています。 (ウイキペディア引用)
レモネードで小児がん支援の輪
夏になると子供たちがおこずかい稼ぎとして
レモネードを作って売る「レモネードスタンド」は
夏の風物詩になっています。
小児がん支援のために多額の寄付を集めました。
小児がんと闘っていた少女は、
『自分と同じような病気の子供たちのために、
治療費の研究を病院に寄付したい』と、
自宅の庭にレモネードスタンドを開きました。
この活動は、テレビなどに取り上げられ、
全米に知られるようになりました。
これを機に、レモネードスタンドはおこずかい稼ぎを
楽しむものだけではなく、集めたお金を
小児がん治療のために寄付するという
社会貢献活動としても広がっています。
日本でも始まっています
年間200人の子供がかかっている小児がん・・・
もしかしたら明日、あなたやあなたの知りあいが
なってしまうかも知れない、身近な病気です。
しかし日本では、小児がんの治療方法を開発したり、
患者を支援するためにあてられている予算が
アメリカやヨーロッパに比べて少ないのが現状です。
そのため、小児がん支援の仕組みづくりが
他国よりも遅れています。
医療先進国のイメージがある日本ですが、
小児がんをとりまく環境は違うのです。
多くの学校で広がっています
レモネードスタンドの物語は、
高校英語の教科書でも紹介されています。
この活動に興味をもった学生たちが、文化際や学園祭などで
レモネードスタンドを開催しています。
「小児がんのことを知ってもらいたい」と、
多くの学校で支援活動は広がりつつあります。
小児がんについて
小児がんは、日本の子供(1歳から14歳)の
死亡原因の1位です。(令和元年)
年間に約2000人もの子供たちが「がん」と診断されています。
その進行は早く、しかも即入院が必要です。
そして、治療はとても長い期間に及びます。
がんになった本人はもちろん、
家族にも大きな負担がかかる病気です。
他の国に比べて日本の小児がん医療は遅れています。
発展させるには、多額のお金と新しい仕組みが必要です。
小児がんは、さまざまな検査を行わなければなりません。
そして、診断がとても難しい病気でもあります。
小児がん治療を今よりも進めていくためには、
全国の患者さんのすべてのデータを蓄積していくしくみと、
全国にちらばる専門医の知恵を共有できるしくみが
必要になります。
JCCGは、そのためにつくった全国組織ですが、
すべての患者さんのデータベースを維持していくためには、
国からの援助だけではとうてい足りないのです。
小児がんの治療開発をしていくには、多額のお金が必要です。
小児がんで苦しんでいる仲間を、何とか助けてあげようと、
一人一人が感じなければいけない時代に
来ているのではないでしょうか?
その気持ちを形にできる仕組みとして、
レモネードスタンド活動に期待が寄せられています。
レモネード果汁を無償提供
レモネードスタンド普及協会は、
「レモネードスタンド」「小児がん支援」を
繋ぐ架け橋になることを目指して、2016年に設立しました。
小児がん治療を推進、発展させるためにレモネードスタンドを
全国へ普及させるのが目的です。
その一つの活動として、レモネードスタンドを開催する方たちに
レモン果汁を無償で提供しています。
これは普及協会を支援する企業の協賛によって実現しています。
そして、レモネードスタンドによって集められた寄付金は、
普及協会の運営費とは別に管理され、
必要な送金手数料を除いては差し引かれることなく、
JCCGなどの小児がん支援団体へ送られます。
(レモネードスタンド普及協会引用)
最後に
レモネードスタンドの始まりは、
アメリカの子供たちのおこずかい稼ぎでした。
アメリカのドラマで子供のおこずかいでよくあるのは、
お手伝いをしておこずかいをもらっているシーンです。
アメリカでは、それが一般的なのでしょうか?
労働の糧としてお金を得るという教育から
きているのでしょうか?
欧米では金融教育は当たり前のように行われていますが、
日本では取り入れられていません。
お金のしくみに関する知識は、
国全体を豊かにするためにも求められている知識です。
日本でも金融教育を取り入れて欲しいと思っています。
そうすれば、もっと起業する人も増えるのではないでしょうか?
ニュースで見たレモネードスタンドに参加していた少女は、
白血病を克服した子でした。
レモネードは500ミリのペットボトルで、
アメリカのレモネードスタンドとは少し形は違いますが
目指すところは、小児がん治療の研究や薬の開発などの
推進です。
大人でも辛い、がんと闘っている子供たちのために、
レモネードスタンドに遭遇した時には、
是非寄付したいと思います。
寄付は気持ちさえあれば、今は色々な形でできますよね。
貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。