ゲラチーの気まぐれ雑記

日々自分が思っていたことや考えたことを記録する日記

ドローンをどう使う?

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当ブログに起こし頂き、ありがとうございます。

 

今日はドローンの使い方の話で平和的な使い方と、

戦争に使うとどうなるか?ということを記事にしました。

 

ドローンの使い方も使い方によっては、天と地ほどの差がある・・・

そんなことを書いてみました。 

           ドローンでイノシシ調査

 

DMM.com(東京・港)は7日、新潟県新発田市で赤外線カメラ搭載の

ドローンを飛ばして、鳥獣被害の対策を開始しました。

 

新発田市が抱える問題

新潟県新発田市では今年に入り、熊の目撃件数が

昨年の7倍に急増しており、

市民の不安は日を追うごとに高まっています。

 

今後もクマの出没は増える可能性があり、

市民に一層の注意を呼びかけると同時に、対応を進めています。

 

また、年々増加するイノシシによる農作物被害に

情報通信技術(ICT)を使い野生動物の生息域や個体数を調査しています。

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イノシシの被害

イノシシは作物を食い荒らしたり、田んぼで泥あびをするので

米の収穫ができなくなったりします。

 

市は電気柵を85キロにわたって設置したほか、

罠を設置するなどしてイノシシの追っ払いや捕獲に

取り組んできましたが、イノシシの繁殖スピードに

追い付かないことや、人出不足でもあります。

 

具体的な取り組み内容

ドローンで赤外線空撮を行い、野生鳥獣の生態調査・植生マップの

作成をします。

 

その後、実験結果を次年度に向けた有害鳥獣対策の検討材料とし、

地域的な生息分布等の把握が可能であるか、

また、地域ごとの捕獲圧強化など、具体的対策が可能であるかを

確認します。

 

植生マップとは、植物の種類や本数などから野生植物の

生態観察や行動予測の元になるデータを指します。

 

植物の分布を把握し、動物が好む植林をマッピングすることで、

動物の予測行動が可能になります。

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      ドローンで農業支援

 

新発田市は、ドローンを活用して農業支援に取り組む

「DMM Agri Innovation」と親会社の「DMM. com」に

動画撮影を委託しています。

 

2社は既に愛知県今治市でこのドローンの対策の活用を

すでに実施しています。

 

この対策をすることで、地域ごとに出没する動物を登録して

地域独自のシステムを作ることで、動画から動物を判定し、

住民への注意喚起までを自動化することが出来るのです。

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   ドローンを使った運搬

 

安曇野群池田町でドローンを使ったデモンストレーション

 

急斜面での作業が多い林業の現場の負担を減らそうと

池田町ではドローンを導入した取り組みが、進められています。

 

使われたドローンは、約20キロを運搬できる大型の機体です。

 

『道がついていないので』

『空を飛んで運搬できるのは従事する者として助かる』との

話がありました。

 

ドローン開発会社・サイテック・齊藤社長は

『ピンポイントでのり面に苗木を点々と置いて来るとか』

『谷を挟んで滑車を置いて来るとか、』

『ダイレクトに物を運ぶということが可能になると思う』

と話されました。

 

県外の林業ではすでに導入しているところもあり、

道具や苗木の運搬などへの活用に期待されています。

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        2020年ナゴルノ・カラパス紛争

  

この紛争は、コーカサス地方アゼルバイジャンアルメニア

係争地となっているアルツァフ共和国(ナゴルノ・カラバス共和国)

を巡る軍事衝突です。

 

1ヶ月半の戦闘行為と数回にわたる停戦合意を経て、

アゼルバイジャンが事実上勝利し、アルツァフ共和国は領土の大半を

アゼルバイジャンに返還し、実行支配地域は

ナゴルノ・カラバフ自治州の領域のみとなりました。

 

帰属の決定については将来に棚上げされました。

 

対戦の構図としては、

 

アルメニア→ロシア・→戦車・装甲車

アゼルバイジャン→トルコ・イスラエルアフガニスタンパキスタン

         →遠隔操作型無人攻撃機イラクタルTB2・ハーピー

          ハロップ

         

フランスとイランもアルメニアを支持しましたが、

地域の安定化を求める声を無視しての支持だと非難されました。

 

なお、サウジアラビアアラブ首長国連邦は、

アルメニアを支持したと考えられています。

 

国連や多数の国々が軍事衝突を強く非難し、

停戦合意を双方に求めました。

 

アルメニアアゼルバイジャンは二度目の停戦で合意しましたが、

合意後も戦闘が続き、停戦が履行されることはなく、

10月25日にはアメリカ合衆国の仲介によって、

10月26日8時から三度目で停戦合意しましたが、

さらに合意後も戦闘は続き、11月10日にはロシアとともに4度目の

停戦で合意しました。         (ウィキペディア引用)

 

アルメニア軍の武器としては、ミサイルや火砲などもありますが、

圧倒的に多いのは、戦車や装甲車の数だと思いました。

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     ナゴルノ紛争完全に終結 

 

アゼルバイジャン領内でアルメニア系住民が独立を主張する

ナゴルノ・カラパス地域を巡っては、

9月27日に戦闘が再燃しました。

 

11月9日深夜にロシアの仲介で双方が10日から完全に停戦を合意し、

3か国首脳が共同声明を発表しました。

 

 1ヶ月に及ぶ戦闘は事実上、

アゼルバイジャンの勝利に終わりました。

 

ロシアのプーチン大統領は11月13日、

『砲撃と軍事衝突は完全に停止された』と述べ、

戦闘が終結したことを確認した。

 

停戦合意により、ロシアは2000人近い平和維持部隊を

現地に派遣しました。

 

停戦センターを設け、ロシアだけでなくトルコも

監視業務に加わることになりました。

 

プーチン大統領はまた、

今回の紛争再燃で何万人もの住民がアルメニア領内に脱出し、

家屋や道路などインフラも破壊されたとして、

ロシア政府内に人道問題対策センターを設けるように

指示したそうです。

 

国連なども国際機関とも連携して復興支援にあたる考えを

明らかにしました。        (日本経済新聞引用)

 

youtu.be

 

     カミカゼドローン

 

この動画は、2ヶ月前の動画ですが、

見て気づかれたと思いますが、

攻撃の様子を撮影する攻撃用と撮影用の

少なくとも2機以上のドローンが、必要なことが分かります。

 

よく見ていると戦車や装甲車に突っ込んでいく物体が見えます。

 

徘徊型兵器はドローンというよりは、

自爆突入を行う使い捨て式なので、

どちらかといえばミサイルに近い存在です。

 

製造元のIAI社は公式サイトで「無人航空システム」に

分類しています。

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  (IAIハーピー パリ航空ショー 2007年ウィキペディア引用) 

 

ハーピー」「ハーピーNG」「ハロップ(ハーピー2)」という

徘徊型兵器です。

 

なお自爆突入型ドローンを呼ぶ場合は「カミカゼ・ドローン」

という呼称が世界的に普及しつつあります。

 

アゼルバイジャン軍は防空網制圧を最も安い機材で実施しました。

 

これは、アルメニア防衛網がそれほど強力でなかったので

通用した面もありますが、有効だと実証されたので、

今後は小国同士の紛争で多用される可能性はあるようです。

 

ただしハーピーやハロップは使い捨てですが

1機あたり数千万~1億円近くするそうです。

 

アゼルバイジャンカスピ海油田を擁する産油国であり

購入資金があったこと、その油田の大口顧客がイスラエルであり

関係が深いアゼルバイジャンは、

イスラエル製のハーピーやハロップを大量購入することが

できたことなどが、作戦成功の下地にあったと言えます。

             (軍事ブロガーJSFさんの記事引用)

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          最後に

今回のナゴルノ・カラバフ紛争の終結の戦いの決着をつけたのは、

遠隔操作型無人攻撃機イラクタルTB2ではなく、

イラクタルTB2が活躍できる状況を作り上げた対レダー自爆突入機、

ハーピーやハロップっだっと、軍事ブロガーのJSFさんは

書かれていました。

 

しかし、次の戦争では対抗戦術が編み出されてしまうとも

書かれていました。

 

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(IAIハロップ パリ航空ショー2013年 ウィキペディア引用)

 

平和ボケで平和主義者のゲラチーは、話合いでなんとかならなの?

と思う訳です。

 

この紛争もこれで本当に終わりにして欲しいです。

この紛争で5500人が亡くなったとニュースで聞きました。

 

爆風で吹っ飛んで倒れているのは、人形ではなく人間で、

画面はバーチャルでもCGでもなくリアルです。

 

亡くなった兵士の方には、家族もおられることでしょう・・・

 

戦争は戦争を呼び、悲しみや憎しみを生むだけで、

戦争の後には荒れ果てた痕跡が、無残に横たわるだけです。

 

ゲラチーは、ドローンが平和的に使われることを望むだけです。

 

今日はこれで失礼します。

貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。

 

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