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今日はプラスチックの話です。
これからは「循環型社会」
循環とは、物事が1か所に留まらず巡る状態や、
姿を変えながらも本質は存在し続けるという考え方を示していて、
循環型社会と言った場合は、主に経済活動の途中における
資源やエネルギーの損失のないことを理想状態として、
(消費→ゴミ社会の生成/汚染物質の排出)という流れで
一連の経済活動が終わる状態から
(資源の利用→結果として次の活用資源を育成)
となるような、社会システムを構築することを指します。
(ウィキペディア引用)
20世紀は、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会システムのもとで
成り立っていました。
その結果として起きた問題の一つに、プラスチック問題があります。
大量のプラスチックを使い捨てにすることで、
大量のごみが発生しています。
そのプラスチックの多くが海に捨てられている現実があります。
海洋のプラスチックゴミがマイクロプラスチックになって
起こす問題もおきています。
日本では、プラスチックゴミは埋めるか、
燃やす処理をしていますが、どちらも環境破壊に繋がります。
一番良いのは、プラスチックを使わないことなのですが、
今は、売っている商品の容器など多くに使われているので、
個人レベルで出来ることには限りがあります。
これからはプラスチックも含め、廃棄物等の発生を仰制する
「循環型社会」を目指した方が良いではないでしょうか?
廃棄物等のうち有益なものは、資源として活用して、
天然資源の消費を仰制し、環境の負荷をできるだけ減らすことが
大事だと思います。
3R(スリーアール)とは
3Rとは、「リデュース」、「リュース」、「リサイクル」の
英単語「Reduce」、「Reuse」、「Rwcycle」の
それぞれの頭文字からなり環境社会を作るキーワードです。
「循環型社会」を実現するためには、私たち一人ひとりが
毎日の生活の中でも3Rのキーワードを忘れずに取り組む
ことが大事だと思います。
プラスチック削減に取り組む企業
アサヒビール と丸紅
CO2排出量の増加によると言われる気候変動及び
海洋プラスチック問題などの社会問題への対応は、
企業の取り組みも求められています。
アジアや欧州各国などでは、使い捨てプラスチック容器を
禁止する規制が広がりつつあります。
日本でも2020年7月からプラスチック製買い物袋の
有料化が実施され、使い捨てプラスチック問題への関心が
高まっています。
このような社会的課題に対してアサヒビールは、
持続可能な資源利用(容器包装)の実現に向けた目標
「3R+Innovation」を定め、使用するプラスチックの削減に
取り組みます。
食べられるコップもぐカップ
丸繁製菓と共同開発し、11月16日から、
都内の会員型コワーキングスペースや飲食店でテスト展開しました。
使い捨てプラスチック問題に関心が集まる中、
「もぐカップ」を展開することで、「使い捨て容器」から
「使い食べ容器」という新しい食のスタイルを提案します。
もぐカップは国産のじゃがいもでんぷん粉が原料の、
飲食容器です。
高温高圧で原料を焼き固めることにより、耐久性を向上させ、
中に入れた液体が漏れにくく、容器自体にそれぞれ味付けをし、
飲み物や食べ物との組合わせを楽しめます。
容器の味は、プレーン、えびせん、チョコレートです。
サイズはS(50ml)、M(100ml)、L(200ml)の3種類で、
用途に合わせて展開できます。
今回使って食べることができるコップ「もぐカップ」を
開発したアサヒビールは、使い捨てという消費行動自体を改革し、
楽しみながらプラスチック削減に取り組む提案をすることで、
持続可能な社会の実現に貢献すると共に、
楽しい生活文化の構造を目指します。 (プレスリリース引用)
(出所 プレスリリース引用)
循環型食器「edish(エディッシュ)」
商社大手の丸紅がエディシュと呼ばれる小麦の皮など、
食品ゴミを原料とした食器を作っています。
第一弾は、小麦プラン(小麦の皮)を原料とした、
ボウル容器、平皿、及び深皿の3種類が商品化されています。
エディッシュは、お客様が使われた食器を回収して、
飼料や肥料に再利用するものです。
使用後は、洗わずにそのまま押しつぶして回収します。
その後は加工して、家畜の飼料や肥料として
再利用する予定です。
今後はみかんの皮や使用済みの茶葉などを原料とした、
フォークやスプーンなども実用化したいとしています。
食品廃材を原料とし、何度でも生まれ変われることができる食器
環境に負荷をかけない循環型食器です。
エディッシュのアップサイクルは、
これまでほとんど用途がなかった食物の皮や芯などの
食物廃材を、独自の技術で食器に成型し、飲食店へ提供します。
使用後は食器を回収し、工場で粉砕・乾燥しその後、
飼料や肥料などへ加工して、畜産業者や肥料事業者に
提供することを目指しています。
丸紅は事業化を検証し、食器のアップサイクルで
「食」を起点にした循環型社会の実現を目指します。
取り組みでは、お客様が料理を食べ終わった後、
自らの手で「edish」を回収箱に入れてもらうことで、
環境に配慮した循環型社会への参加を意識も醸成していきます。
最後に
私たちは、毎日の生活の中で物を消費しています。
そして、使い終わった物をゴミとして出しています。
資源には限りがありますが、物を循環することによって、
ゴミでは無く、資源としてまた使ったりすることも出来ます。
生活の中の取り組みとして出来ることは、繰り返し使える物や
環境に優しい物を選ぶことです。
ゲラチーも毎日の生活の中で、
そんなことを心がけていこうと思います。
貴重な時間を使って頂き、ありがとうございました。